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週に12時間も フジテレビが「坂上忍頼み」な3つの理由

2/11(日) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 2つ目の理由は、坂上さんの男気と実績。2014年春に『笑っていいとも!』が終了したとき、今回同様に「偉大なタモリさんのあとはやりづらい」というムードが漂っていました。そんな状況の中、後継番組の『バイキング』は特定の芸人に任せるのではなく、“曜日替わりMC”という形を採用。坂上さんは芸人以外では唯一MCを引き受け、しかも週頭の月曜日を担当しました。

 しかし、番組の視聴率は低迷。何度となく打ち切り説が流れる中、坂上さんは「リスクを承知の上で、2015年春から全曜日のMCを引き受け、視聴率を引き上げた」という実績があるのです。

『ダウンタウンなう』も番組スタートから視聴率は低迷していましたが、坂上さんをプレゼンターに迎えた「本音でハシゴ酒」を軸に据えてからは、視聴率も話題性もアップ。ダウンタウンの冠番組であるにも関わらず、実質的な司会進行を坂上さんが行っているのもポイントの1つと言えます。

◆「本音」がフジテレビのキーワードに

 3つ目の理由は、坂上さんの「本音」というキャラクターが企画にハマりやすいから。

『バイキング』のサブタイトルは「生ホンネトークバラエティ」、『ダウンタウンなう』のメインコーナーは「本音でハシゴ酒」。両番組ともに「本音」というフレーズが使われていることから、それが坂上さんの代名詞であることが分かります。

 毒を吐くことも多い坂上さんは好き嫌いがハッキリ分かれやすいタレントではありますが、「本音で話してくれる」という意味での信頼感は芸能界屈指。これまでのバラエティーは、たくさんの芸人が出演して「本音よりも笑いにもっていく」という形が多く、視聴者は予定調和のようなムードを感じはじめていました。

 その点、日々のニュースから、芸能界、生活情報、スポーツ、恋愛・結婚、動物、クイズまで、どんなテーマでも「本音」をベースにした企画が立てられる坂上さんが重宝されるのは時流に合っているのです。

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