ここから本文です

亜大・小山翔吾投手が歌手デビュー

2/12(月) 11:03配信

週刊ベースボールONLINE

 一瞬、この目を疑った。毎年11月末に発行する『大学野球秋季リーグ戦決算号』では、野球を続ける選手を中心に主な4年生の進路先一覧を掲載する。各大学、各地区リーグから届く資料をチェックしている中で、亜大のリストの中に気になる表記が……。進路先の欄に「歌手」と記載されていたのだ。そのときは「歌手を志す選手がいるんだ」という程度で特に気に留めていなかったが、後日、その詳細が判明する。「亜大野球部の小山翔吾投手、2月に歌手デビュー」――。それは、歌手“志望”などという簡単な話ではなかった。

 その歌声は、昨年12月に都内で行われた亜大野球部創部60周年祝賀会でお披露目となった。プロデュースするのは『このまま君だけを奪い去りたい』などのヒット曲で知られるDEENのボーカル・池森秀一氏。「彼の歌を始めて聴いたとき、とっても艶っぽく低音も高音も豊かでびっくりした」と、その歌唱力に惚れ込む1人だ。

 デビュー曲のタイトルは『今すぐに逢いにゆくから』。作詞にも携わったこの曲について、小山さんはこう説明する。「一見失恋や恋愛系の歌に聞こえたりしますが、それだけではなく、友情や大切な人に逢いに行きたいという思いも込め、聴いていただけるように歌いました」。

 亜大野球部OBでは、初のプロ歌手誕生だという。先輩にあたるソフトバンク・東浜巨からも激励のコメントが届いている。「小山の歌声を聴いて、すごく応援したくなりました。お互い道は違いますけど、同じプロとして一緒に頑張っていきましょう! 同じ釜のご飯を食べた仲間として、そして、いちファンとして、これからも応援しています」。

 この曲は2月10日からiTunesでの配信がスタートしている。ピッチャーとしてボールを追いかける日々から、類まれなスウィートヴォイスを武器に、歌い手として夢を追いかける日々へ。“新天地”の活躍が期待される。

文=富田 庸 写真=事務所提供

週刊ベースボール

記事提供社からのご案内(外部サイト)