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20代で1000万貯めた人は我慢を知らない

2/13(火) 15:15配信

プレジデントオンライン

人生100年時代といわれます。65歳で定年しても、残りは35年。豊かな老後を過ごすには、いったいどれだけ貯めればいいのでしょう。「プレジデントウーマン」(2018年3月号)の特集「お金に愛される人の10の習慣」では、1000万円以上の貯蓄がある読者9人を取材しました。このうち20代で1000万円を貯めたという、ある女性の貯蓄のコツとは――。

■貯蓄を使って、29歳でマイホームを購入

 現在50歳の山本純子さん(仮名)。23歳のときに研究職として就職してから、年間160万円~170万円を貯めつづけ、28歳で個人貯蓄1000万円を達成しました。結婚は26歳のとき。しかし結婚してからも、貯蓄のペースは下がりませんでした。

 「結婚後は、夫と自分の給与を合算し、生活費50万円を引いて、残った分を2人で等分してお小遣いにしています。先月は7万2000円ずつでした。でも私はほとんど使わないので毎月6万円は貯蓄に回ります」(山本さん)

 貯蓄を使って、29歳でマイホームを購入。35歳のときに子どもの病気で退職を余儀なくされましたが、山本さんは、その際の退職金で住宅ローンを完済。その後、パートタイムとして元の職場に復帰。以前にくらべ給与は下がったものの、夫婦合算の家計管理のため貯蓄ペースは大きく落ちなかったといいます。40歳で再び正社員になり、貯蓄ペースはさらにアップ。41歳のときに個人貯蓄は2000万円の大台を突破しました。そのとき株式投資を開始。約800万円で購入した銘柄は、現在2倍以上に上昇しているそうです。

■「不安解消タイプ」は要注意

 十分な資産を築いている山本さんですが、本人は控えめで、「実は、東日本大震災で株価が低かった時期に買った銘柄だったんです。人の不幸に便乗したようで心苦しい」といいます。

 山本さんのように「20代で1000万円」といった資産を築いている人であれば、「さぞかし幸福で暮らしぶりもよいはず」と思われるかもしれません。しかし多くの富裕層にお金のアドバイスをしているファイナンシャルプランナーの藤川太さんはこういいます。

 「お金を貯めている人には、2つのパターンがあります。『老後の不安を解消するために貯めている人』と『気づくと貯まっている人』です」

 注意が必要なのは、前者の不安解消タイプ。このタイプの人は、どれだけ貯めても安心できず、たとえキャッシュで3000万円を持っていても、旅行や贅沢は一際できず、一生不安と闘いつづけることになります。これではちょっと寂しい気がしますよね。

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