ここから本文です

勉強の効果が上がる! 脳を生かす部屋&時間の使い方

2/13(火) 6:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)

 資格や語学の勉強をしたい、積ん読(つんどく)になっている本を読み進めたい、etc. やりたいことはたくさんあるのにダラダラしてしまう原因は、脳にありました。脳と部屋との関係性を知り、自宅をスキルアップのパワースポットにしましょう!

【関連画像】「『勉強する場所』を決めてしまうと、そこに座るだけで、自然に勉強に取り組めるようになります」 (C)pixta

●勉強する場所を決めればやる気スイッチが入る!

 「脳の習性を知ると、やる気になり、勉強に集中して取り組め、学んだことをしっかり定着させられるようになります」と言うのは、作業療法士の菅原洋平さん。家でのスキルアップを考えるなら、そんな脳の習性を利用した、部屋の使い方と過ごし方を取り入れるのがおすすめだ。「脳には、場所と行為をセットで記憶する習性があります。『勉強する場所』を決めてしまうと、そこに座るだけで、自然に勉強に取り組めるようになります」

 また、勉強したことをしっかりと覚えられる時間の使い方もある。「熟睡しているときに記憶は定着します。熟睡の条件は、深部体温(内臓の体温)がしっかりと下がること。深部体温の下がり幅が大きいほど記憶は強く定着しますから、1日のうちで最も体温が上がる夕方に運動をして、さらに体温を上げ、勉強は寝る直前にするのが効果的です」。下記では、脳の勉強力を最大限に高める過ごし方を紹介。実践してみよう。

●勉強した内容が定着するアフター5の使い方

<After5>体温UP・仕事帰りにジムで運動!
「深部体温(内臓の温度)が下がるときに、記憶は定着します。夜の睡眠中に体温を下げるため、夕方に運動をして一度、体温を上げて」

<Arrive Home>体温DOWN・ササッとごはん
徐々に体温が下がっている時間帯。「勉強する日は、簡単な食事にするなど、少し短めに切り上げて、後の勉強時間を捻出します」。

<After Dinner>体温UP・湯船につかってポカポカ
「睡眠中に下がる深部体温の落差が大きいほど、記憶も強く定着。ここで、お風呂につかって、再度体温を上げておくと効果的です」

<Study Time!>体温KEEP・寝る直前勉強で記憶を定着!
「体のポカポカが続く入浴後1時間を勉強タイムに。寝る直前の記憶ほどしっかり定着するので、特に覚えたいことは最後に勉強を」

<Good Night>体温DOWN・耳から上を冷やして寝る
「保冷剤や、霧吹きで少し湿らせ冷凍庫で凍らせたタオルを、頭の耳から上の部分に当たるように敷いて寝ると、急激に脳の温度が下がり睡眠が深くなる。記憶も定着します」

<NGポイント>
ベッドのスマホは睡眠を妨げるベッド=寝る場所という、場所と行為をしっかり紐づけるため、ベッドの上で、「寝る」以外のことはしない。また、「寝る直前、ベッドでスマホを使うと、そこで見たものが最後の情報として定着してしまいます」

この人に聞きました
菅原洋平さん
作業療法士
ユークロニア代表。国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事した際に、睡眠が脳の回復に影響を与えることに着目。現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを利用した人材開発も。

記事提供社からのご案内(外部サイト)

日経ウーマン

日経BP社

2018年3月号

価格:600円(税込)

1億円女子登場!月収10万円台でも貯まる
1000万円貯まる人の24時間
0円で冷えないカラダを手に入れる「温活」
【付録】お部屋をパワースポットにする簡単テク

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)の前後の記事