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【背番号物語】「#55」“ゴジラ”に連なる左の強打者

2/14(水) 11:06配信

週刊ベースボールONLINE

背番号は選手たちの「もうひとつの顔」だ。ある選手が引退しても、またある選手がその「顔」を受け継ぐ。その歴史を週刊ベースボールONLINEで紐解いていこう。

“ゴジラ”と「55」

 長くプロ野球記録だったシーズン55本塁打。巨人の王貞治が1964年に放ったものだが、その29年後となる93年の巨人で、その数字にあやかって「55」を背負ったのが松井秀喜だ。

 王と同じ左の長距離砲で、高校時代から“ゴジラ”の愛称で呼ばれた怪物バッター。王と“ON砲”を形成した長嶋茂雄監督も、松井に王の面影を見ていたのだろうか。その長嶋監督の指導もあり、松井は不動の四番打者へと成長。3度の打撃2冠を置き土産に海を渡り、ヤンキースでも「55」を背負うことに。“GODZILLA”の愛称とともに、日米で「55」に左の強打者という印象を残した。

 そもそも“ゴジラ”とは、54年に公開された怪獣映画に登場する怪獣の名前で、映画のシリーズ化とともに“~ゴジラ”と称する別個体も登場。プロ野球界でも松井の活躍からは同様の傾向があり(?)、広島の“赤ゴジラ”嶋重宣や、オリックスの“浪速のゴジラ”T-岡田(岡田貴弘)ら、“~ゴジラ”と呼ばれる「55」の左打者が次々に登場している。

【12球団主な歴代背番号「55」】
巨人 久保木清、淡口憲治、吉村禎章、松井秀喜、大田泰示

阪神 後藤次男(監督ほか)、清家政和、大豊泰昭、スタンリッジ、陽川尚将☆

中日 杉浦清(監督)、竹内洋、大豊泰昭、紀藤真琴、福田永将☆

オリックス 竹村一義、石嶺和彦、萩原淳、吉井理人、岡田貴弘(T-岡田)☆

ソフトバンク 森中千香良、池内豊、大道典良(典嘉)、ペーニャ、茶谷健太☆

日本ハム 清水信明、根本隆輝、竹内昌也、運天ジョン・クレイトン、難波侑平☆(2018~)

ロッテ 野口二郎(コーチ)、与那嶺要(コーチ)、新谷嘉孝(吉孝)、大村巌、神戸拓光

DeNA 森中千香良(通晴)、永池恭男、多村仁、筒香嘉智、後藤武敏(後藤武敏G.、後藤G武敏、G.後藤武敏、G後藤武敏)☆

西武 石本秀一(コーチ)、滝内弥瑞生(コーチ)、垣内哲也、工藤公康、秋山翔吾☆

広島 白石静生、紀藤真琴、仁平馨、嶋重宣、エルドレッド☆

ヤクルト 杉浦清、杉浦享(亨)、広瀬新太郎、野口祥順、村上宗隆☆(2018~)

楽天 近澤昌志、リック、西田哲朗(哲朗)、ディクソン☆(2018~)
(☆は現役)

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