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名門ミラン率いるガットゥーゾ監督の年俸はセリエA最低額! 19位の監督の半分以下…

2/14(水) 17:23配信

SOCCER DIGEST Web

トップのアッレグリ監督との差にいたっては…

 昨年11月、成績不振で解任されたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の後釜として、ミランを率いているジェンナーロ・ガットゥーゾ。プリマベーラ(下部組織)監督からの昇格というかたちで、かつて自身が選手として黄金時代の創成に貢献したチームの立て直しに尽力している。

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 ミランといえば昨夏、中国資本を得たことで移籍市場でも活発な動きを見せ、日本円に換算すると総額200億円を投じて11人もの主力級選手を獲得したことが話題となった。
 
 また、『GLOBAL SPORTS SALARIES SURVEY 2017』によると、昨年度のミランの選手の年俸平均は4,076,640ドル(約4億3600万円)であり、これは世界中のあらゆるスポーツチームのなかでは65位、サッカークラブでは12位、そしてイタリアのクラブではユベントスに次いで2位という高い数字である。
 
 近年はイングランド、スペインなどのクラブに財力に押されてしまっているミランだが、それでも大金を動かせるメガクラブというイメージに変わりはない。
 
 では、そんなチームを率いるガットゥーゾ監督もさぞかし稼いでいるのだろうと思いきや、その年俸額は12万ユーロ(約1580万円)。この額、セリエA20チームのなかでも最も低いものである。(『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙より)
 
 ちなみにひとつ上の19位はファビオ・ペッキア監督(ヴェローナ)の25万ユーロ(約3300万円)で、この時点でガットゥーゾの倍以上。トップのマッシミリアーノ・アッレグリ監督(ユベントス)にいたっては700万ユーロ(約9億2700万円)で、端数でもライバルの指揮官を上回っている!
 
 また、宿敵インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は400万ユーロ(約5億3000万円)で、ガットゥーゾの前任者モンテッラは300万ユーロ(約4億円)を受け取っていた。
 
 ガットゥーゾの年俸がこれほど低いのは、決して彼の評価が低いからではなく、プリマベーラ監督として昨年5月に結んだ契約が、そのまま継続されているからだ。クラブ側は“闘将”に信頼を寄せ、契約延長(現在の2019年から20年まで)と新たな金額の提示を行なう準備を進めているという。
 
 ガットゥーゾ自身は「金のことは二の次」で、ミランをいかに強化するかにのみ集中しているとのことだが、この無欲さとクラブへの愛情と忠誠心、職務への真摯な取り組みが、結果的に彼の価値を飛躍的に高めていくことになるのだろう。

最終更新:2/14(水) 17:43
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