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転倒者続出「女子スノボSS」現地で見た課題

2/14(水) 18:30配信

東洋経済オンライン

 2月12日に行われた平昌(ピョンチャン)オリンピック・スノーボード女子スロープスタイル(SS)決勝、強風の中、ほとんどの選手が転倒し、ミスなく自分自身の滑りを実現できた選手はほぼ居なかった。

 スロープスタイルとは前半のジブセクション(コース上に設置されたアイテム)から自身で選び演技し、後半のジャンプセクションで技を決める競技だ。日本人選手は4人出場したが、藤森由香選手(アルビレックス新潟)の9位が最高位。広野あさみ選手(TJR)が12位、岩渕麗楽(いわぶち れいら)選手(キララクエストク)が14位、鬼塚雅選手(星野リゾート)が19位とメダル・入賞ともに逃した悔しさの残る一戦だった。

 「楽しかったですが、悔しい内容になりました。攻めようという気持ちで滑ることができたのは良かったとはいえ、あのコンディションに合わせきれていなくて、自分の実力不足も出てしまったので自分なりの滑りではなかったです」

 女子スロープスタイル決勝後、出場した岩渕選手はこう語った。

■現地の強風に苦戦する選手たち

 今回の会場の特徴は、ワールドカップなどのスロープスタイルの会場より大きく、人工の障害物やキッカー(ジャンプ台)の難易度が高いコースだったということ。男女ともに同じコースを滑り、技の難易度やジャンプの高さ、リズムよく全長617メートルのコースを上から下まで滑り降りることが重要と言えるコースだった。

 そんなコースで試合前の公式練習でも転ぶ選手が続出した。さらに、選手たちがなかなか飛ばないシーンも多かった。原因は横風だ。

 「体重が軽いと風にあおられる。横風が強いと技やスタイルに影響が出る」と岩渕選手をマネジメントするRADTAKEの川北武志代表も話していた。

 ほかの会場に比べ、ジャンプセクション間の距離が短いこともあり、滑る選手たちは修正時間が短くなる。着地をうまくできないと次のジャンプセクションまで、うまくスピードに乗って思うようなジャンプができないコースになっているのだ。

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