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【中日】京田陽太は無頓着?【キャンプ取材現場発】

2/15(木) 11:10配信

週刊ベースボールONLINE

中日京田陽太内野手

 2018年の竜の“初安打”はやはりこの男のバットから生まれた。

 2月12日、今年初の対外試合となる韓国・ハンファとの練習試合に臨んだ中日。1回裏、先頭打者の京田陽太が左中間へ二塁打を放ち、さらにアルモンテのタイムリーで先制のホームを踏んだ。

 昨季は主に一番に座り、セ・リーグの新人歴代2位となる149安打を放って新人王に輝いた京田。「今季も先頭打者は任せろ」と言わんばかりの一打だった。

「京田はそうなんですよね。そこは『すごいな』って思います」

 試合後、そう明かしてくれたのは堂上直倫だった。実は二塁打を放つ前、1回表の守備で、京田は送球ミスを犯し、相手の出塁を許していた。堂上が感心するのはその後、すぐさまバットで挽回したシーンだ。

「去年のシーズン中もそうでしたが、エラーをした後には必ずヒットを打つんですよ。いい意味で無頓着というか、切り替えがうまい。失敗をダラダラ引きずることはないですね」

 昨季、試合前には緊張のあまり固形物が喉を通らなかったという京田。しかしグラウンドに立てばプレッシャーをはね返すような活躍を見せてくれた。

 京田の魅力は、俊足に代表されるプレーだけではない。精神的な強さもまた際立っているのだ。

文=吉見淳司 写真=井田新輔

週刊ベースボール

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