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昭恵夫人はいつまでしらばっくれるのか

2/23(金) 18:00配信

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鉄壁•菅官房長官に鋭く斬り込んだ話題の記者•望月衣塑子氏と日本の政治の裏の裏まで知る、元経産省官僚•古賀茂明氏。空気を読まない二人が首相夫人の疑惑に迫る! 以下、新刊『国難を呼ぶ男! 安倍晋三 THE 独裁者』よりお届けする。

■古賀茂明が断言する! 昭恵夫人の関与

望月 安倍昭恵夫人の森友問題への関与。安倍首相や首相官邸は必死になって、否定しています。首相がムキになって否定する答弁は、かえって「関与があったんじゃないの」という、国民の疑いを深める結果を招いているように思うのですが。

古賀 安倍政権や財務省側に何ひとつ問題はなかったのか……。私の解釈では、絶対それはない、関与はあったと考えます。

望月 古賀さんが「関与はあった」と思う根拠は何ですか? 

古賀 役人の感覚ではどうにも腑に落ちないところがいくつかあるのです。最大限好意的に見れば、たとえば、贈収賄でなかったと言えるかもしれません。証拠がないから。しかし、寄付の100万円も渡していなかったかもしれないなど、彼らにとって好意的な解釈をしていっても、どうしても腑に落ちないところがあるんです。

「これはやはり、おかしい」と、ピンときたのは、籠池泰典氏が証人喚問で経緯を語ったときです。籠池氏は昭恵夫人の携帯に連絡して国有地の「定期借地契約の延長」を依頼し、後日、経産省から出向している昭恵夫人付の官僚・谷査恵子(たにさえこ)氏からファックスで回答を受け取っています。谷さんはこの案件を、財務省の財産審理室長に直接伝えて、向こうから返事をもらったことになっている。これは、役人の感覚では絶対ありえないことなんですよ。

望月 絶対ありえない? 

古賀 なぜかというと、省庁のなかには暗黙の序列があるからです。予算を握っている財務省は、省庁の頂点。ほかの役所に比べるとワンランク格上なのです。最も端的に表れるのは、予算の復活折衝のときです。

 たとえば、主計官というのは、財務省主計局のなかの一課長ですが、他の省庁から交渉に行くのは課長であれば誰でもいいわけではない。各局の筆頭である総務課の課長でなければいけないのです。そして、主計局の「次長」は、ほかの省庁の「局長」と同等です。

 

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