ここから本文です

オランダのスケート選手「犬を大切にして」に韓国ネットが猛反発

2/23(金) 14:07配信

ニューズウィーク日本版

平昌五輪のオランダ代表選手が受賞会見で韓国の犬食を暗に批判したら

ピョンチャン(平昌)オリンピックに出場しているスピードスケートのオランダ代表、ヤン・ブロクハイゼン選手の「韓国は犬を大切にしてください」という発言が、ネット上で大きな反響を呼んでいる。

この記事の他の写真はこちら

2月21日、スピードスケートの男子団体パシュートでオランダチームが銅メダルを獲得した喜びの会見からの去り際だったと、韓国の聯合ニュースは伝えている。

韓国のネットユーザーからは怒りの声が上がっている。国際オリンピック協会(IOC)への正式な報告を求める声や、「レイシスト(人種差別主義的)で異文化に無知」という批判も殺到。


反発を受けて、ブロクハイゼンは「韓国の人たちに謝りたい」とツイートし、「侮辱する意図はない。動物保護を訴えただけ」と書いた(その後、謝罪ツイートを削除)。

犬肉を食べる韓国の食習慣への批判は珍しいものではない。今回のオリンピックも含めて韓国で開催されるスポーツイベントではほとんど毎回、活動家が抗議行動を行っている。今回の競技期間中も、米USAトゥデーは会場近くの平昌の犬農場を取材して報道している。

アメリカの民間団体「動物福祉研究所」によると、韓国では毎年200万匹の食用犬が殺されている。またナショナル・ジオグラフィックによれば、韓国政府は平昌周辺のレストラン12軒に対して、競技期間中、犬肉を提供しないよう要請していた。

ブロクハイゼンの発言に対するネット上の反応は賛否両論だ。

(偏見と誤解に基づいた行動。フランスに行って、フランス人にフォアグラを食べるな、とは言わないだろう。フォアグラのために飼育されるアヒルやガチョウは、食用犬よりはるかに多い)

(話すことができない犬たちのために発言してくれて、心の底からありがとうと言いたい。たくさんの人があなたを応援しています。ありがとう)

エミリー・ハロラン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ニューズウィーク日本版

CCCメディアハウス

2018-6・26号
6/19発売

460円(税込)

他の日本のメディアにはない深い追求、
グローバルな視点。
「知とライフスタイル」のナビゲート雑誌。