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過去に囚われ、未来に悲観的。実はそれ、脳の仕業って知っていましたか?

2/25(日) 19:10配信

ライフハッカー[日本版]

世界全体がギスギスして住みにくくなったと感じる昨今。テレビをつけたりインターネットを開けば、ほぼ間違いなく、悪いニュースが押し寄せてきます。しかし、世界は本当に絶望的状況にあるのでしょうか? それともこれは動物的脳が私たちの心理にいたずらを仕掛けているせいでしょうか?

【画像】過去に囚われ、未来に悲観的。実はそれ、脳の仕業って知っていましたか?

元気を出してください。世の中は、思うほど悪いことばかりではありません。実は脳に騙されているだけ。ここでは、その理由ご紹介していきます。

「悲観論」の高まり

たとえば、大半のアメリカ国民が国の将来を危ぶんでいるようです。米国心理学会の調査によると、アメリカ人の63%が自国の将来について悩んでおり、59%が「自分の記憶にある限りでは、今が米国史上最悪の状況」と考えているといいます。

こうした考えは、「悲観論」に由来するものでしょう。「悲観論」とは、ある社会や組織の状況が、時とともに悪化の一途をたどっているという、認知バイアスのかかった信念で、どんな事実があろうともそう考えてしまうことです。平たく言えば「かつてのようなよい時代は二度と来ない」といった考えです。

最近は「2017年はひどい年だったね」とか「これ以上悪くなることはあり得ない」という物言いをしょっちゅう耳にする気がしますが、こうした認識は間違いです! 今以上に悪い状況は明らかにあり得ますし、そういう過去が存在しました。昔にさかのぼるほど、過酷な状況が見られました。

現在取り組むべき問題が山ほどあることはたしかです。しかし、実際、世界状況は徐々に好転しているのです。事実を見れば、 米国民の健康状態はこれまでになく良好です。それは、認知心理学者(そして、究極の楽観主義者)であるSteven Pinker博士の本を手に取ればわかります。博士の名著『暴力の人類史』や近刊書『Enlightenment Now: The Case for Reason, Science, Humanism, and Progress(新啓蒙主義:理性、科学、人間主義、進歩の弁護論』は、歴史が始まって以来、世界で起こる「悪いこと」の多くは、実は、徐々に減ってきていると説いています。それなのに、すべてがどん底の状態に見えるのはなぜなのでしょう?

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