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経営理念」と「ミッション」と「ビジョン」はどう違う? 「ドラッカー5つの質問」が教えてくれること

2/27(火) 22:10配信

ライフハッカー[日本版]

『ドラッカー5つの質問』(山下淳一郎著、あさ出版)の冒頭には、成功を収めている企業とそうでない企業との違いに関する、ドラッカーの言葉が引用されています。

【画像】「経営理念」と「ミッション」と「ビジョン」はどう違う? 「ドラッカー5つの質問」が教えてくれること

「成功を収めている企業は、『われわれの事業は何か』を問い、その問いに対する答えを考え、明確にすることによって成功がもたらされている」(『現代の経営』)(「まえがき」より)

「われわれの事業を問う」とは、わが社の事業はどうあるべきかを徹底的に考え抜き、わが社のあるべき姿を明らかにするということ。そして、経営者のそんな仕事の助けとなってくれるのが、「ドラッカー5つの質問」。そこには経営者が「考えるべきこと」「決めるべきこと」「行うべきこと」が、問いかけの形でまとめられているのだということです。

「ドラッカー5つの質問」は主語がすべて「われわれ」だ。主語が「われわれ」であるということは、これらの問いに対する答えは社長一人で考え込むものではなく、経営チームのメンバーと共に取り組むべき者であることを示している。

さらに言えば、経営チームは答えを共有する前に、問いを共有しなければならない。そして同じ問いに対して、全員から同じ答えが出てくる状態にならなければならない。経営チームが一枚岩にならずして会社のさらなる成長はあり得ないからだ。(「まえがき」より)

ドラッカー専門のマネジメントコンサルタントである著者は、ドラッカー理論に基づいた経営チームコンサルティングファームであるトップマネジメント株式会社 代表取締役。いわばドラッカー理論の第一人者です。そうした実績を活かして書かれた本書の「第1の質問 われわれのミッションは何か」から、いくつかのポイントを引き出してみましょう。

経営理念、ミッション、ビジョンはこう違う

経営理念とミッション、そしてビジョンの違いはわかりにくいもの。その違いについて質問を受ける機会が多いという著者によれば、経営理念、ミッション、ビジョンは次のとおりだそうです。

・経営理念とは「わが社の社会に対する根本的な考え」を言い表したもの

・ミッション(使命)は「わが社が社会で実現したいこと」を言い表したもの

・ビジョンは「わが社のミッションが実現した時の状態」を言い表したもの

(43ページより)

いわば経営理念は想いであり、ミッションは行動であり、ビジョンとは結果のこと。鮮明に描かれた想いがあって、具体的な挑戦と献身的な行動がある。そしてその向こうに、理想的な状態があるということ。(42ページより)

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