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中村ゆりか、映画初主演へ意気込み「ラーメンきっかけにポジティブになれる」

2/28(水) 6:10配信

オトナンサー

 3月3日公開の「ラーメン食いてぇ!」で、映画初主演を務める女優・中村ゆりかさん。「清蘭」の店主・紅烈土(石橋蓮司さん)は後継者不在で、ベストパートナーである妻を亡くしたことから店をたたむことを考えています。そんな時、孫娘の茉莉絵(中村さん)が自殺を図ったと連絡が入り、何とか一命を取り止めた彼女に清蘭のスープを飲ませると、茉莉絵は「私にラーメンを教えて!」と懇願。“世界一のラーメン”を作ることを生きる目標に、食通のコジマ(葵わかなさん)を巻き込んでラーメン修行を始める「青春ラーメン映画」です。

 オトナンサー編集部では、NHK連続テレビ小説「まれ」に出演するなど、今注目を集める若手女優の一人である中村さんにインタビュー。映画初主演の感想や好きなラーメン、休日の過ごし方などを聞きました。

ラーメンが食べたくなっていてほしい

Q.主役に決定した時の感想をお願いします。

中村さん(以下、敬称略)「初めての映画主演でうれしさもありましたが、ずっしりとした不安もありました。深く考えてしまうとうまく行かなくなるので、チームとして団結できるように皆さんに力を借りながら撮影に挑みました。映画主演は本当に初めてなので、周りのキャストさんとのセッションなど勉強になることが多かったです。先輩方も出られていますし、この作品で多くを学ばせていただきました」

Q.何か役作りはされましたか。

中村「着飾るようなタイプではなく、ありきたりの高校生の女の子。私自身が高校の頃に感じていたことや想像していたことを茉莉絵ちゃんに重ねていきました。よく似ているわけではなく、友情にしても純粋に信じていて、友達の絆も大事にしている子なので、高校生活を送っている方々に何かしら共感してもらえるかなと思います」

Q.役作りについて監督やプロデューサーからアドバイスはありましたか。

中村「監督にその都度アドバイスをもらっていました。茉莉絵は自分がイメージしているよりももっと素直な子で、遠回しにいろいろ考えているような女の子じゃないかなと思いました。お芝居に入って、共演者の方々と掛け合いをしていき、茉莉絵ちゃんはこういう風に受け取っていくんだと、監督さんやプロデューサーさんに気づいたことを教えてもらい、徐々に形にしていく感じでした。シーンの中で大事なこと、感情の見え隠れなんかは細かく教えていただき、助けてもらいました」

Q.役は撮影に入る前に作られたのですか。

中村「撮影前に完璧に作っていくのではなく、私自身がその場でどういう風に感じて動くのかというのがリアリティーになるかなと思って、全部作っていくようなことはしませんでした。考えることはあるのですが監督や共演者さんと話しながら作っていきました」

Q.葵わかなさんとの共演はいかがでしたか。

中村「以前共演したことがあったので今回も同じ作品に出られてうれしい気持ちと、良い作品を作っていこうという気持ちが強かったです。わかなちゃんは芝居については、私よりもしっかりしています。いろいろ勉強になりました。ただ、お互いに意識しすぎると作った演技になって自然さがなくなるので、途中でリセットしつつ掛け合うことを意識していました」

Q.石橋さんとの共演の感想をお願いします。

中村「ずっとテレビで見ていた側なので同じシーンの時、石橋さんのオーラというか空気感がすごくて、本当にお芝居なのかというくらい自然体で、勉強になることばかりでした。シーンの中で動くんですけど、ちょっとやりにくいとかあるじゃないですか。そういう時に気がついてくださり、アドバイスをくださったのがありがたかったです」

Q.スープを飲むシーンの「何だこれは」という表情はどのように作られたのですか。

中村「テイク回数を増やしていくとその時思ったことが薄くなるので、そうならないようにエアで飲み、本番で初めて飲んだりしました。あとは監督さんの指示もあったり、表情を作ろう作ろうということはしていません。どういう風に映ってるかわからないので、監督さんに身を委ねるというか、完成したものを待つという気持ちでいました。不安もあったけどやっぱり『考えないこと』を一番意識しました」

Q.お気に入りのシーンやセリフはどこですか。

中村「ラーメンが一番のポイントとなる部分なので、この映画を見て、最後はラーメンを食べたくなる方がたくさん現れてほしいと思います。輝いて映し出されているラーメンを見てほしいです。『素材を生かしているんだぞ』というセリフも、私自身が考えてしまう部分で、これをきっかけにシンプルな味を楽しみたいなと思いました。ラーメンと人生において深くつながっているというか、絶望の淵に立っている時に何か一つのもので希望を見いだせるのはとても大事なことですし、そのことを、すごくまっすぐに伝えてもらった作品でした」

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最終更新:2/28(水) 6:10
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