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みずほが関与「北朝鮮不正送金」疑惑――主犯「愛媛銀行」闇に消えた五億円(選択出版)

3/1(木) 9:30配信

選択

 日本も旗振り役となり、国際社会の団結が求められている北朝鮮への制裁措置。安倍晋三首相も繰り返し「圧力」の重要性を訴えている。制裁では何より「カネとモノ」の出入りを厳しく阻止することが肝要なのは言うまでもない。
 そんな中、まさかの日本から億単位のカネが北朝鮮へ不正送金された可能性が濃厚であることが明らかになった。『選択』三月号が詳報した内容を要約しよう。
 舞台は愛媛県松山市。愛媛銀行の石井支店に、巨額の現金を持ち込んだ人物がいる。同行の大阪支店に口座を持つ会社経営者で、昨年5月26日の約1千万円を皮切りに、6月27日までに計5回、総額5億5千万円ほどを、香港にある恒生銀行の特定の口座に振り込んだのだ。今どき巨額の現金を受けつけ、しかも海外に送金するとは、地方銀行とはいえ、どれほど金融犯罪に鈍感なのだろうか。
 愛媛銀行は自ら恒生銀行に送金することができなかったため、先方と取引関係があるみずほ銀行に為替取引を依頼。このみずほ銀もまた、これをすんなり受け付けているのだ。
 問題は、振込先となった恒生銀行の口座の主だ。これが北朝鮮と関係の深い会社で、しかも役員の一人は国連安全保障理事会の制裁委員会が指定した北朝鮮制裁リストに名前がのる人物。さらにこの会社は、中朝国境に近い黒竜江省の商社と頻繁に取引があり、その商社は北朝鮮と密貿易をしていることで良く知られている“札付き”だという。ここまで読んだだけでも、5億円以上のカネがどこへ消えていったのか、容易に想像がつくだろう。ちなみに、送金を依頼した会社経営者の会社はすでにもぬけの殻。本人も消息を絶っている。
 この件について、財務当局はすでに経緯を把握している。ただ、これが明るみに出たら国際問題に発展しかねず、安倍政権にも打撃となりかねないため、緘口令を敷いている状況だという。
 これは愛媛銀行とみずほ銀行で起きた特別なケースなのか。それとも日本の各地で、常識ではありえない海外送金が繰り返されているのか。後者だとしたら、金正恩体制を支えているのは、日本からのカネということにもなりかねない。真相解明と再発防止に全力を挙げるのが、拉致問題解決を最優先課題に掲げる安倍政権の使命ではないか。

選択出版(株)

最終更新:3/1(木) 9:41
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