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豪州野球連盟CEOの野望「最大のゴールは野球をオーストラリアのNo.1スポーツにすること」

3/8(木) 16:01配信

週刊ベースボールONLINE

「アジアシリーズを再開させ、オーストラリアで開催を」

――過去2シーズン、社会人野球のホンダ硬式野球部から選手が派遣されていますが、社会人チームについては、どうお考えですか?

「ホンダは16/17シーズンはシドニー、17/18シーズンはアデレードに選手を派遣しました。ABL各チームとも、NPBだけでなく社会人野球チームとの提携にも、非常に大きな将来性があると感じています。双方が選手派遣し合えるような、可能性のある選手がどちらの国にもいるはずです。また、オーストラリアの気候を生かし、ぜひトレーニングキャンプにも来ていただきたいですね」

――エクスパンションのほかには、どんな改革を考えていらっしゃいますか?

「計画は、たくさんありますよ。大きなものはABL以外で、実はいま、CPBLにオーストラリア人のチームをひとつ持っていけないか、話し合いを進めているところです。それから、われわれはアジアシリーズの再開を強く望んでいて、数年後にはぜひオーストラリアで開催したい。そのためにも、それに見合う新スタジアムか、あるいは現存のスタジアムのアップグレードを考えています。それができれば、年代別のワールドカップやWBCの地区予選など、大きな国際大会をオーストラリアで開催することも可能になりますからね」

――ABLのリーグ発足の2010年から5年間は、MLBがABLの株75パーセントを持ち、その投資のもと、リーグを運営していました。16年にMLBがその株を手放し、BAが100パーセントの株主となって2シーズン。リーグの存続を危ぶむ声すらありましたが……。

「確かに、この2年間は厳しかったですよ。だからこそ、こうした思い切った改革につながったわけです。ただ昨シーズンからABL中継の視聴率が――日本もそうなんですが、特に台湾で顕著に伸びているんです。これは喜ばしいことですし、いかに野球が日本や台湾で人気のスポーツなのかをあらためて実感しています。アジア地域を重視して連携を深めることは、経営面でも非常に大切であるといえますね。厳しい2年間を経て、今また成長を始めているところと理解してください」

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