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議論勃発!フィギュアスケートの採点ルールが改正される?

3/8(木) 19:11配信

ハーパーズ バザー・オンライン

2月23日に行われた平昌オリンピックのフィギュアスケート女子フリー。金メダルに輝いたアリーナ・ザギトワ選手(15歳)と、銀メダルを獲得したエフゲニア・メドベージェワ選手(18歳)の得点差は、わずか1.31点だった。その明暗を分けたのが演技構成。その影響でISU(国際スケート連盟)は、今年6月の総会でルール改正を提案すると言われている。ルール改正に至るまでの経緯を探ってみた。

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得点差はわずか1.31点

平昌オリンピックで「ロシアからの五輪選手(OAR)」のエフゲニア・メドベージェワ選手が、映画『アンナ・カレーニナ』の楽曲に合わせて圧巻の演技を披露すると、観客からは大歓声と拍手が湧き上がった。感極まったメドベージェワ選手は目に涙を浮かべたが、しばらくすると空気が一変。なんと彼女の得点が、ライバルであるアリーナ・ザギトワ選手と同点の156.65点だったのだ。つまり、ショートプログラムと合わせた合計は238.26点となり、わずか1.31点差でザギトワ選手に敗れた。その予想外の結果に会場はどよめいた。

メドベージェワ選手は今年1月にケガから復帰したばかりだった

ザギトワ選手が2017年12月に開催されたGPファイナルでシニアシデビューを果たすまで、メドベージェワ選手は世界女王の座に就いていた。しかし、昨年末に右足を故障し、欠場を余儀なくされると、ザギトワ選手がGPファイナルで初優勝。そして、メドベージェワ選手の復帰戦となった欧州選手権でも、世界歴代2位の合計238.24点で優勝を飾った。
欧州選手権で新星ザギトワ選手が首位に立ち、女王メドベージェワ選手が2位に後退すると、海外メディアはミシェル・クワンVSタラ・リピンスキーや、トーニャ・ハーディングVSナンシー・ケリガンのように、2人をライバル関係に仕立てあげるようになった。しかし、同じコーチのもとでトレーニングを行っているメドベージェワ選手とザギトワ選手は、お互いを「友人」と表現し、ライバル関係であることを否定した。

ザギトワ選手の演技構成に疑問の声

平昌オリンピックでは金メダルを獲得したザギトワ選手。彼女の演技構成に対し疑問の声も上がっている。彼女は基礎点が1.1倍になる後半に難易度の高いシャンプを集中させていたからだ。フリーのプログラムで彼女は演技序盤にスピンやステップシークエンス、そして後半に7つ全てのジャンプを披露し、技術点を稼いでいた。
一方のメドベージェワ選手もジャンプを後半に集中させてはいたものの、冒頭に3回転フリップ-3回転トウループの連続ジャンプを成功させていたため、ザギトワ選手ほどのバッシングを受けることはなかったという。

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