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「フリーが保育園に入りづらい現状を変えたい!」フリーランスで働く女性たちが動き出した

3/14(水) 22:14配信

集英社ハピプラニュース

何年経っても思い出す「不承諾」通知の絶望感

2月に入ったあたりから、身のまわりで「認可保育園入園の承諾・不承諾」の話題を耳にするようになりました。

ああ、今年もそんな時期か……と思いながら、自分が「不承諾」通知を受け取ったときの何ともいえない絶望感がよみがえってきます。

受験における「不合格」は「勉強が足りなかったんだ」、就職試験における「不採用」は「研究が足りなかったんだ」、または「相性がよくなかったんだ」という落としどころがあります。でも、保育園の「不承諾」は「自分が選び、誇りを持って貫いてきた働き方が認められなかったんだ」という落としどころしかなく。積み重ねてきたキャリアを全否定された気持ちになりました。

認可保育園の入園にあたっては、就労状況、家庭環境などを指数化して、「指数が高い」=「より保育を必要としている」家庭から入園が決まるというシステムが取られています。

指数の内容は自治体によって異なりますが、多くの自治体で、一般的な会社員家庭よりフリーランスで働く家庭の指数が低くなるように作られています。フリーライターの私の場合もそうでした。

「育休」のあり・なしが認可保育園の入りやすさに大きく影響

会社員よりもフリーランスのほうが指数が低くなる要因に「育休」があります。

これは各自治体がそれぞれ独自に考えてそういった設定にしているのかと思っていましたが、なんと国からの通達によるものなのだそうです。

平成26年9月10日付で内閣府・文科省・厚労省の連名で出された「子ども・子育て支援法に基づく支給認定等並びに特定教育・保育及び特定地域型保育事業者の確認に係る留意事項等について」において「(2)優先利用に関する基本的考え方」として「育児休業を終了した場合」が保育所(保育園)の優先利用の対象とされているのだとか。

この通達に至るまでの事情も多々あるとは察しますが、育児休業を終了した人が、そうでない人よりも優先されるということは「フリーランスよりも育児休業を取得している会社員のほうが保育を必要としている」と国の偉い人たちに認識されているのだと思います。

では、本当にフリーランスは会社員よりも働かなくていいのでしょうか? いや、そんなことはありません。

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