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テスラCEOが全社員に宛てたメールの中身

3/17(土) 11:00配信

東洋経済オンライン

 米EV(電気自動車)メーカー、テスラのイーロン・マスクCEOをご存じでしょうか。彼は電子決済の先駆けであるPayPalの創立者で、宇宙ロケットの推進部分を再利用することで打ち上げコストを画期的に下げたスペースXや、最近の世界的なEV・自動運転のブームを作り出したテスラの経営者です。

 最近では人工知能の会社を立ち上げ、火星に行くことを公言しています。現代の経営者の中で最も突出したリーダーシップを持つ人といってよいでしょう。フィンテック、宇宙、EV、自動運転、AI、すべてにおいて最先端を行っており、同じ人類とは思えないくらいです。

■マスクCEOがテスラ社員に送ったメール

その彼がテスラ社員に送ったメールが、アメリカのWebメディアInc.に掲載され、昨年話題になりました。訳は次のようなものです。

件名:Tesla内のコミュニケーション
企業内で情報がどのように流れるべきかについて、2つの考え方があります。これまでのところ最も一般的なやり方は、指揮命令系統に従う方法です。つまり、あなたは常に上司に指示を仰ぎます。この方法の問題点は、上司の力を強化するものの、会社のためにならないということです。

本来なら、問題が発生した場合はその部門の人が関係部門の人と話し、正しい行動を起こして迅速に解決するべきです。にもかかわらず、指揮命令系統の下では、人々はまず上司に報告せねばならず、その上司がそのまた上司に報告して、その上司の上司が他部署の管理職に相談し、その管理職が部下に相談するといった流れをとります。その後、もう一度同じ経路を逆流し情報が伝えられます。
これは信じられないほどバカげています。こんなことをしている管理職、ましてや推奨している管理職は、すぐにうちの会社で居場所を失うでしょう。冗談で言っているのではありません。

テスラにいる全員が、誰にメールしても会話しても構わないし、またすべきなのです。企業全体の利益のために、自分が考える最速の解決方法をとるべきです。
上司の許可なく上司の上司に相談しても構わないし、別の部門のトップに直接相談してもいいし、私(*イーロン・マスクCEO)に相談してもらっても構わない。誰かと話すことに誰かの許可は要らないのです。さらに、問題が解決されるまで、自分にその義務があると考えるべきです。

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