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44歳独身貴族女性が親の死後味わう極貧生活

3/18(日) 6:00配信

東洋経済オンライン

 今回、私たちファイナンシャル・プランナーの事務所に「おカネの相談」に来たのは、44歳のシングル女性C子さんです。44歳にはとても見えないほどかわいらしい方なのですが、なんとおカネに困っているというのです。「実は、頼りにしていた父がおカネ周りのことにだらしなくて……。父が1年前に死んでから、すっかり生活が変わってしまいました」と嘆くのです。C子さんのお話は、驚きの連続。どんな相談なのか、ぜひ読者の皆さんと、一緒に考えていきたいと思います。

■何不自由ない「お嬢様暮らし」が続くはずが…

 現在C子さんは、低所得者用の団地で年金生活の母親と2人暮らしです。今の生活からは想像がつきませんが、もともとC子さんは、とても裕福な家庭で育ちました。亡くなった父親は公認会計士で個人事務所を運営。年収は1億円以上でした。お母さんは専業主婦です。

 一人娘のC子さんは、両親から溺愛され、幼稚園から大学まで私立ミッション系の「お嬢様学校」に通学。恵まれた環境で何不自由なく生活していました。大学生時代も、友達が就活に勤しんでいるころ、C子さんは就職についてはまったく考えず、大好きな歴史を究めるため、大学院進学を決意。進学後はそれこそ歴史の勉強に没頭しました。大学院修了後も、実家で暮らしながら、たまにアルバイトをする程度で、生活費の心配もすることなく自由に暮らしてきたそうです。

 あるとき、そんなC子さんの生活が一変する出来事が起こりました。

 ある日、病院から「あなたのお父さんが脳梗塞で倒れて入院することになった」と連絡が来たのです。そこで、母親と病院にかけつけたところ、医師から「長期的な治療が必要」との説明を受けました。そのとき、父親は一命を取りとめたものの、糖尿病や肝臓病などほかの病気も併発。治療のため、費用が膨れあがってしまったのでした。しかも入院した病室は、1日約5万円もする個室でした。

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