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「住みたい街ランキング」を8年前と比較してみて驚いた

3/20(火) 11:00配信

文春オンライン

 今年も先日、「住みたい街ランキング(関東版)」(リクルート調査)が発表された。住宅に関する意見を求められることが多い私も一応、ランキングは毎回チェックする。だが、そこに掲載される街の名は、イメージ先行の人気投票の要素があまりにも強く、コメントを求められても困ってしまうというのが正直なところだ。

シニア層の意見が反映されていないが……

 この調査は、年に1回、インターネットにより「住みたい街」を3つ選んでもらい、1位3点、2位2点、3位1点を付する実に簡単な点数の集計結果を掲げたものにすぎない。調査年により異なるがおおむね1万人程度に調査を行い、有効回答数が約4000人程度であること、最近の調査では調査対象年齢も20歳から49歳までなので、シニア層の意見があまり反映されていないなどのバイアスがかかっていることにも注意が必要だ。

 今年の発表で話題となったのが、「横浜」が「恵比寿」(2位)や「吉祥寺」(3位)を押さえて初の首位になったことだ。この調査では選択する街の名前を駅名で答えるように設定してあるのだが、私にはやや違和感がある。たとえば、アンケートで住みたい街に「横浜」を挙げた人の多くは、高層住宅が林立する「みなとみらい」近辺、またはポートサイド地区周辺をイメージしているように思われる。場合によっては山下公園あたりの雰囲気までを「横浜」として投票しているようにも思える。実際にみなとみらいにはみなとみらい線の「みなとみらい」駅が、ポートサイド地区には京浜急行線の「神奈川」駅が、そして山下公園にはみなとみらい線の「元町中華街」駅やJR「関内」駅が最寄り駅となるが、こうした調査では回答する側にそこまでの鉄道網の知識は求められないので、こうしたイメージ先行の結果になるものと思われる。

 だが、ここでは百歩譲って、この調査結果を8年前の2010年と比較して人々の持つ住宅に対するイメージの変化を考えてみることにした。すると、ここ数年で人々の住宅立地に対するイメージが一部で大きく変化していることに気づかされる。

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最終更新:3/30(金) 0:57
文春オンライン

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