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30代のうちに始めたい「毎月5万円」投資法

3/20(火) 5:00配信

東洋経済オンライン

 人は、大切な人のためには犠牲を払ってでも「何かをしてあげたい」と思うものです。与えるものはいろいろだと思いますが、中でも「おカネ」を考えるケースが多いのではないでしょうか? 

■「20年後、30年後の自分」を大切にするという考え方

 子どもが生まれると、「教育はしっかりつけさせたい」と、教育資金の準備を始めます。生まれたばかりの赤ちゃんでも、18年後は大学生です。「18年後の数百万円」を目標とし、多くのご家庭では積み立てを始めるでしょう。

 また孫が生まれれば、やはり「孫のためになにかしてあげたい」と思うでしょう。私事で恐縮ですが、筆者の両親は、昔「孫の成人式のために」と積み立てを始めてくれました。残念ながら父は孫娘の成人式を見届けることはできませんでしたが、用意してくれたおカネは、成人式の晴れ着代に使いました。

 「誰かを思っておカネの準備をする」。これは愛以外何物でもないでしょう。「愛=おカネ」と言ってしまうとなにか味気ないものと思ってしまうかもしれませんが、おカネはほとんどのものに形を変えることができます。大学の入学金にもなりますし、一人暮らしの引っ越し費用にもなります。変幻自在なところがおカネの良いところです。

 もちろん大切な人は、自分自身でもあります。20年後、30年後の自分をいたわるということも、私たちは真剣に考えなければなりません。厚生労働省によると、年金暮らしの夫婦2人の年金収入は月23万円ほどです。一方、総務省の調査によると、高齢者2人世帯の平均的な生活費は28万円ほどです。特に後者などは、内訳を詳しく見る必要があるものの、まずはこの2つの数字を頭に入れておいてください。

 簡単に言えば、年金だけだと、老後は入ってくるおカネが23万円で、出ていくおカネが28万円だと、赤字は5万円ということです。

 仮に65歳から年金暮らしが始まり100歳まで生きるとすれば、35年間恒常的に月5万円の赤字が続くということです。赤字額はあくまで単純計算ですが、5万円×12×35=2100万円にもなります。

 はたして、高齢期の自分はどんな暮らしをしているでしょうか?  「子どもには子どもの暮らしがあるので、できるだけ世話にはならず夫婦2人で暮らしたい」。もしそう思ったら、経済的にも子どもたちに負担をかけないよう、夫婦で家計収支をなんとかしなくてはなりません。

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