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現地コロンビア番記者がW杯を分析。「今回は日本に楽勝はできない」

3/21(水) 17:40配信

webスポルティーバ

 ロシアW杯でグループHに入り、コロンビア(6月19日・サランスク)、セネガル(24日・エカテリンブルク)、ポーランド(28日・ボルゴグラード)と対戦する日本代表。2大会ぶりの決勝トーナメント進出に向けて、まずは初戦のコロンビア戦で何とか勝ち点を手にし、2戦目以降につなげたいところだ。だが、そのコロンビアには前回ブラジル大会の第3戦で対戦し、無残にも1-4と大敗を喫したことも記憶に新しい。

【写真】ハリルは残り3カ月で、まだ試行錯誤なのか?

 日本代表は過去5回のW杯で、南米勢と同じグループに入った大会(1998年フランス大会、2006年ドイツ大会、2014年ブラジル大会)で、1度もグループリーグを突破できていないという嫌なデータもあるが、コロンビアをよく知る記者は、ロシア大会での日本とコロンビアの再戦をどう見ているのか。

 コロンビアの首都ボゴタ在住で、英紙ガーディアン、英誌ワールドサッカーなどに寄稿するジャーナリスト、カール・ワーズウィック氏に聞いた。

――まずはグループHの印象について聞かせてください。

「本命のいない、最も拮抗したグループのひとつだろう。ポット1(開催国ロシア、ドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、ポーランド、フランス)の中からポーランドが入ったことについては、他の3カ国はホッとしているのではないか。

 同時に、欧州勢が1カ国しか含まれていないグループは2つだけで、そのうちのひとつでもある。ここ数回のW杯を振り返っても、欧州勢が他の大陸を圧倒している。W杯の歴史で見ても、1958年にスウェーデン大会で優勝したブラジルを除いて、ヨーロッパ大陸での大会では欧州勢がいずれも優勝している。それを思えば、ヨーロッパから1カ国しか選ばれていないことは、4チームすべてにとって喜ぶべきものだと思う。

 グループHには、それぞれスタイルが大きく違うチームが集まっている。例えば、ポーランドはどう見ても攻撃力が武器だが、失点も多い。スタイルは違うが拮抗しているので、それぞれがどう戦うのか、興味深い」

――3カ国それぞれの印象についてお聞きします。まずは日本について。

「4年前の日本代表には心底ガッカリした。3試合で勝ち点1しか挙げられなかったことは、大会前の期待を大きく裏切った。初戦のコートジボワール戦は先制しながらの逆転負け。第2戦のギリシャ戦では退場者を出し1人少ない状態だった相手を攻略できなかった。そして第3戦は、控えメンバーのコロンビアに難なくやられたわけだからね。

 あれから4年が経ち、チームが変化するのは自然なことで、香川真司や本田圭佑、岡崎慎司といったビッグネームが中心メンバーではなくなり、若手にシフトしてきていると聞いた。そういう選手たちが相手にとって未知の存在だという要素は、日本にとってプラスに働くかもしれない。でも、ハリルホジッチがいまだにベストメンバーを見極められていないように見えるのは不安材料だろう。

 日本が戦ったアジア予選が他の大陸の予選に比べて楽なことは否めない。そのなかでも日本は特にディフェンスのレベルに問題があって、あれで世界を舞台に勝負できるかは疑わしいと言わざるを得ない」

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