ここから本文です

「カフェイン」について知っておくべき6つの真実

3/22(木) 20:13配信

25ansオンライン

コーヒーや緑茶、チョコレートなどに入っているカフェインは、効果が期待される一方で摂り過ぎにより中毒症状が出るなどデメリットも多々あります。そんな薬にも毒にもなるカフェインをしっかり理解するために、栄養外来をクリニックで実施しているドクターを取材。今さら聞けない、カフェインに関する真実を掘り下げます。

【カフェインにはダイエット効果もある?】

そもそもカフェインとは具体的にどんなもの?

「カフェインとはアルカロイドという化合物の一種で、神経の働きを制御しているアデノシンと似た化学式を持っています。そのためアデノシン受容体と統合しやすく、アデノシン本来の働きをブロックして脳を興奮させ、交感神経を優位にして覚醒させると考えられています」と話すのは、代官山クリニックで院長を務める蘆田英珠先生。カフェインは覚醒作用のほか、解熱鎮静作用や眠気、倦怠感、頭痛に対する効果もあるとされていて、医薬品として解熱鎮痛剤や咳止めなどの薬にも使用されています。

ほとんどの人は、カフェインが含まれているコーヒーや緑茶、紅茶といった飲み物、またチョコレートなどから摂取しています。「カフェインは中毒性があり、多量に摂取することで急性の場合は動悸、めまい、頭痛や吐き気などが一気に襲ってくることがあります。さらには不眠症や胃腸障害など、さまざまな症状があらわれるので、摂取には注意が必要です」

またカフェインは体の水分を外に出す利尿作用があり、「特に朝起きた直後の空腹時に飲むコーヒー1杯は危険です。吸収も早く、脱水症状に陥ることも。胃酸分泌を促進する作用もあり、胃の粘膜にダメージを与える可能性もあります」と、蘆田先生。

カフェインが体に与える影響には個人差が!

カフェインの1日の摂取量をコーヒーで考えると、コーヒー1杯(約150ml相当)あたりに含まれているカフェインに個体差はありますが60~90mg程度。健康な成人であれば1日100~300mg相当、つまり約3杯は安心して飲めると一般的に言われています。

しかし蘆田先生は「アルコールと同じようにカフェインにも弱い人と強い人がいて、その影響は体質によるなど、かなり個人差があります」と、安心できるかどうかはあくまで目安と話す。カフェインの感受性が高い人は反応しやすく、またカフェインを代謝する能力が低い人もその影響を強く感じることになるそうです。

「すでに中毒の人はカフェインの耐性がついてしまっているため、体調不良の原因が実はカフェインかもしれないということも分からない状態に。特に睡眠が浅い、疲労感がある、動悸しやすいなど体がSOSを発している人は、カフェインの摂取を控えた方が賢明です。また睡眠の質が落ちるので、夕方以降に摂取しない方がいいです」と、蘆田先生。依存してしまうと摂取をやめることで禁断症状が出ることも。集中力を高めたいなど目的がある時以外は、摂取量をきちんと把握しながら飲み物を選ぶなど、慎重になることをおすすめします。

1/2ページ

最終更新:3/22(木) 20:13
25ansオンライン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ヴァンサンカン

ハースト婦人画報社

2018年6月号
2018年6月28日発売

通常版:800円

『25ans』は、華やかで幸せな女性たちに、
今の時代のラグジュアリーを体験するための
インターナショナル・マガジンです。

Yahoo!ニュースからのお知らせ