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100人に聞いた! 晩婚さんの「幸福」と「後悔」

3/23(金) 6:00配信

東洋経済オンライン

 もっと早くに結婚するべきだったと後悔していませんか。遅い結婚でよかったというならばその理由は何ですか? 

 筆者は35歳以上で結婚した「晩婚さん」たちに、少々失礼な質問を投げかけ続けてきた。同じく晩婚さんである筆者自身がその問いへの答えを見つけたかったからだと思う。

 2014年8月から開始した本連載。すでに90回を超えている。夫婦でインタビューに応じてくれた人たちを含めると、来週掲載予定の回でちょうど100人の晩婚さんと語り合ったことになる。

 さまざまな晩婚さんケースを取り上げてきたが、彼らは「早婚さん」と比べるとどのような傾向や特徴があるのか。幸せを実感しているのだろうか。100人という区切りを迎えたいま、過去の取材を振り返り、晩婚さんの実態についてまとめてみたい。

■約8割の人が「遅い結婚のほうが自分にはよかった」

 改めて原稿を読み直して集計してみたところ、100人中79人が「遅い結婚のほうが自分にはよかったと思う」と答えていることがわかった。8割に迫る数字だ。

 この集計結果には主に2つのバイアスがかかっている。1つは、わざわざ時間を割いて取材に協力してくれるのは、現在の生活に満足していて、精神的にも経済的にもゆとりがある人が多いこと。「晩婚で大失敗。今すごくつらい」という人がいたとしても、本連載にはあまり登場してくれない。

 もう1つのバイアスは、誰しも自分の人生を否定はしたくないこと。「晩婚でよかったのだ」と信じたい。他の人にもそのように伝えることで自己肯定をしたいのだ。

 そうしたバイアスがかかっていることは前提として、この79人が「晩婚さんでよかった」と語った理由を確認した。大きく分けて3つあるようだ。1つだけ当てはまる人もいれば、3つすべてに該当する人もいる。

 1つ目は、若い時期に独身生活をやりきったこと。仕事や恋愛だけでなく、スポーツなどの趣味に夢中で取り組み、燃え尽きるほどの達成感を得た人は少なくない。

 たとえば、39歳のときに5歳年下の男性と結婚した女性。地方のテレビ局に入社して以来、ひたすら仕事に邁進してきた。そして、放送関係の大きな賞を獲得するなどの目標を37歳までに達成。だからこそ、心置きなく結婚へと向かうことができたと振り返る。

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