ここから本文です

急増中!芸能人の独立&移籍「暗黙のルール」

3/26(月) 7:07配信

FRIDAY

 女優の満島ひかり(32)が2月末で所属していた『ユマニテ』を離れ、フリーランスとして活動すると発表された。今回は円満な独立だというが、ここ数年、芸能人の独立や移籍を巡ってトラブルになるケースが増えている。

「事務所は時間とカネをかけてタレントを育てている。売れた途端に『移籍する』と言われて『はい、どうぞ』とはいきませんよ。移籍&独立する際は禊(みそぎ)として半年から1年ほど、活動自粛を余儀なくされるか、移籍金を支払うケースが多いですね」(中堅マネージャー)

 能年玲奈(24)が「のん」に改名したのも、香取慎吾(41)ら元『SMAP』退所組の3人がネットメディアに活路を見出しているのにも理由があると、前出のマネージャーは語る。

「10年前なら活動禁止を要求されることも珍しくなかった。ですが、最近は『テレビ出演は1年ほど控える』というのが相場。メディアが多様化したいま、いかに大手プロダクションでも、すべての媒体に圧力をかけるのは無理ですから」

 本誌先週号で報じたように、長澤まさみ(30)を担当していたマネージャーが『東宝芸能』から独立。彼女自身の移籍も噂されている。「タレントの独立や移籍を制限することは独占禁止法に抵触する恐れがある」として公正取引委員会が調査に乗り出しているが、キー局社員は「移籍するとなれば、ペナルティは避けられないでしょう」と言う。

「かつて、西島秀俊が大手プロダクションから移籍した際、『民放5年間出演禁止令』が出たと言われていますが、現在はムリでしょうね。バレたら、事務所側が袋叩きにされますから。ただ、『○○はウチから離れたので、よろしく』とテレビ局のプロデューサーらに“忖度(そんたく)“をお願いすることはある。ちなみに長澤は主演映画の撮影が控えているため、少なくとも映画を撮り終える夏までは移籍は考えにくいと思います」

 タレントにしてみれば、「消えた」「干された」と認識されてしまってはイメージダウン。回避のため、カネで解決するケースは少なくない。

「人気コンビ『くりぃむしちゅー』は独立を巡って前事務所と衝突。1年もの長い交渉の末、『2年間は売り上げの2割を上納する』という条件でなんとか独立に漕(こ)ぎつけたそうです」(お笑い関係者)

 なかには「もっとブラックな事務所も存在する」と前出のキー局社員は話す。

「老舗プロダクションから独立した某タレントは、『1年間、全ギャラを上納する』が条件だったといいます」

 大手が弱小プロからタレントを引き抜く場合は巨額が動くこともある。

「菅野美穂が『研音』に移籍する際、移籍金として数億円のカネが動いたと、もっぱらの噂です。ただ、億単位の移籍金を払っても、移籍金を回収できずに消えてしまうタレントもいる。引き抜く側も賭けですよ」(芸能プロ幹部)

 移籍や独立でメディアを騒がせるタレントたち。その裏では事務所との知られざる暗闘があるのだ。

(FRIDAY 連載コラム「週刊テレビのウラ側」より)

最終更新:3/26(月) 7:07
FRIDAY