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「規律を守るとはいえ…」 ハリル監督が「なかなか変わらない」日本代表に苦悩

3/28(水) 14:40配信

Football ZONE web

1分1敗のベルギー遠征を総括 「W杯で結果を残したいなら改善が必要だ」

 日本代表は27日の国際親善試合ウクライナ戦で1-2と敗れた。23日の同マリ戦(1-1)に続いて白星を逃し、3月のベルギー遠征を1分1敗で終えている。バヒド・ハリルホジッチ監督は指揮を執る日本代表チームについて「規律を守るとはいえ、変えにくい部分がある」と語り、チーム作りにおける苦悩を吐露した。

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 6月のロシア・ワールドカップ(W杯)で対戦する2カ国を想定したベルギー遠征では、攻守両面の課題が噴出。“仮想セネガル”のマリ戦は1-1ドロー、“仮想ポーランド”のウクライナ戦は1-2で敗れ、ハリル監督は「W杯で結果を残したいなら改善が必要だ」と総括している。

 ハリル監督は2014年ブラジルW杯でアルジェリアを率いて、同国史上初のベスト16に導いた。そのアルジェリアと日本を比較した指揮官は、「同じような時期に、それぞれクラブのレギュラーで出ていない選手がいたので、少し似たようなところはある」と両国代表の類似点を口にしつつも、「ただ、アルジェリアには個人で違いを見せられる選手がいたが、日本の場合はそれがあまりない」と、違いを作れる存在の有無に触れている。

 もっとも日本のほうがアルジェリアよりも優れた面があると指摘。それは“規律”だ。日本人が重んじる面をハリル監督も評価しているが、その一方で指揮官の思惑通りにチーム作りが進んでいないと悩みを打ち明けている。

W杯直前合宿で「改善できる部分もある」と展望

「パワーもアルジェリアの方があったと思う。ただ、日本の方が規律を守るという部分がある。規律を守るとはいえ、日本にも変えにくい部分がある。私がトライしても、なかなか変わらないところはある」

 ハリル監督は規律を遵守する日本を称賛している。その一方で、攻守において様々なリクエストを選手たちにしており、“なかなか変わらない”という思いもあるようだ。W杯まで残り3カ月を切っており、修正を施す時間も限られている。ハリル監督もそれは重々承知だが、「W杯直前に(準備期間が)3週間あるので、改善できる部分もあると思う」と展望している。

 ハリル監督の根底にある思いは、「日本はもっと高いレベルでプレーできる」というものだ。6月19日のW杯初戦コロンビア戦に向けて、指揮官はどのようなテコ入れを施し、チーム作りを進めていくのだろうか。悩める指揮官の手腕が問われる。

大木 勇●文 text by Isamu Oki(Football ZONE web編集部)

最終更新:3/28(水) 15:26
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