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新燃岳の爆発的噴火は大地震や富士山噴火の前兆なのか?

3/29(木) 7:05配信

FRIDAY

「新燃岳のマグマは、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込む際の圧力と温度により発生します。同じ火山帯にある阿蘇山や桜島も、今後活動を活発化させる可能性がある。新燃岳と同じく、フィリピン海プレートが潜り込むことで発生したマグマによりできたのが富士山です。プレートが潜り込んでいる以上、活火山である富士山の噴火も近づいていると考えられます」

 警鐘を鳴らすのは、武蔵野学院大学特任教授(地球物理学)の島村英紀氏だ。

 3月に入り宮崎、鹿児島の県境にある霧島連山の新燃岳が不気味な活動を続けている。爆発的噴火を45回以上繰り返しているのだ。噴煙は最大4500mに達し、火口付近から流れ出た溶岩の高さは約20m。体積は東京ドーム12杯分の1500万立方メートルにもなり、巨大な噴石は火口から1.8km先まで飛散した。
また、25日には、午前7時35分と8時45分に大規模な噴火が相次ぎ、8時45分の噴火では火砕流が発生。火口の西側に800mも流下するのが確認されている。

霧島市牧園町に住む60代の女性は不安を隠せない。

「『ドーン!』という大きな爆発音を何度も聞きました。灰や噴石が飛んで来るのが怖く、家の雨戸も開けられません」

 新燃岳の大噴火は、政府が死者32万人と想定する南海トラフ地震の前兆であるとも考えられる。前出の島村氏が話す。

「火山噴火も地震も、原因となるのはプレートの動きです。大きくなったひずみに耐えきれなくなり、プレートが動くことで巨大な揺れが起きます。フィリピン海プレートとユーラシアプレートにたまったひずみで、南海トラフ地震の発生が刻一刻と迫っているのは確かでしょう」

 新燃岳の噴火は日本列島を襲う大災害の、ほんの序章なのかもしれない。

写真:共同通信社

最終更新:3/29(木) 7:05
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