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麻薬大国ニッポン「電子大麻」の製造現場を撮った!

3/29(木) 17:03配信

FRIDAY

「これまで、大麻といえば、パイプやジョイント(紙巻き)で吸うというのが一般的でした。しかし、いまタバコと同じで、『電子大麻』が急速に広がっているんです。臭いもしませんし、見た目も普通の電子タバコを吸っているのと区別がつきません。いま常用者はどんどん電子大麻に乗り換えているんです」(元麻薬密売人のA氏)

 一時、大流行していた危険ドラッグが、’14年の法改正以降、下火になった。そんななか、危険ドラッグの乱用者が大麻に回帰。そして、いま次々と電子大麻を使用し始めているのだという。本誌はこの電子大麻の製造現場の写真を入手。左の写真はその一部だ。FRIDAYデジタルでは、写真をすべて公開している(関連記事にリンクあり)。
 前出・A氏が解説する。

「これは自宅やマンションの一室などで製造しているところでしょう。どこでも簡単に製造できてしまうのです。まず筒状の缶のフタの部分に穴を開けています。今回の写真では『ウコンの力』を使っていますが、これはフタがついていて、ある程度の圧力に耐えられる素材の缶ならなんでも大丈夫のようです。ここに大麻のリーフ(葉)を入れて、缶の底に市販のガスボンベを装着する。そして、ガス(ブタンガス)を注入すると、缶に開けた穴からハッシュ・オイル(濃縮大麻)が抽出されるんです」

 このオイルを左の写真にある器具の中に詰め、一般に販売されている電子タバコの吸入器に装着する。すると、電子タバコを吸う感覚で大麻の吸引ができてしまうのだ。駅前の喫煙所やクラブなどで吸っていてもまったくわからない。

「このセットで、末端価格は約3万5000円ほどです。使い方にもよりますが、1週間ぐらいもちます。大麻のリーフは、バッズ(花穂)よりも効果が薄く、いわば余り物なんです。そのリーフを使って製造できるので、業者はボロ儲けしています。成分を濃縮しているので、効き目は強い。慣れていないヤツが吸うと、一発でぶっ飛びますね。客にはサラリーマンや学生など、一般人も多いと聞いています」(同前)

 元厚労省地方厚生局麻薬取締部捜査第一課長の高濱良次氏が話す。

「薬物の摘発には、一般の方々からの情報は非常に大切です。臭いがしない、電子タバコを吸っているのと区別がつきにくいというのは大きな問題です。検挙はより困難になるでしょう。さらに、ハッシュ・オイルは、普通の乾燥大麻などにくらべ、はるかに大麻の薬理成分が多く、それだけ危険性が高いのです。量など、使い方を間違えれば死に至るケースもあり得ます」

 危険ドラッグが蔓延した時には死亡事故が多発した。それ以上の事態が起きる可能性は十分にあるのだ。

最終更新:3/29(木) 17:03
FRIDAY