ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

あらゆる店舗を「レジなし」にするスタートアップが、アマゾンに挑む

3/30(金) 12:21配信

WIRED.jp

スタートアップのAiFiが、アマゾンの「レジなし」スーパーマーケットに挑もうとしている。昔ながらの街の商店までも、自動化システムを備えたハイテクストアに変身させようというのだ。つまり、店に入って商品を手にしてレジに並ばずに出て行くだけで、クレジットカードに代金が請求されるのだという。

レジは不要!「Amazon Go」に行ってみた

AiFiのテクノロジーは、複雑な人工知能(AI)システムと最先端のコンピューターヴィジョンのアルゴリズムを基盤にしている。これらで店内の人々の行動をリアルタイムで追跡し、どのような製品が手に取られ、再び棚に戻されるかをチェックできるほか、客の入退店も記録できる。商店のオーナーはこうしたデータを利用しすることで、陳列や物流、注文の管理がしやすくなる。

いったんセンサーとヴィデオカメラを設置し、そのネットワークを構築できれば、顧客の好みや購買習慣を季節や曜日ごとに詳細に把握できるようになる。そうすれば、例えば週や年の一定の期間ごとに、消費者が好む製品を棚に用意できる。さらに、万引きのような異常な行動や仕草を見つけ出すこともできる。

創業者はアマゾンの元エンジニア

AiFiはアマゾンでキャリアを積んだエンジニア、スティーヴ・グーが創業したスタートアップだ。カリフォルニア州パロアルトに拠点をもち、チームは現在25人になった。メンバーはそれぞれコンピューターサイエンスやAI、コンピューターヴィジョンといった分野で経験を積んでいる。

AiFiはファンドや個人投資家などから400万ドル(約4億2,600万円)を集めた。支援者として、スタンフォード大学のアクセラレータープログラム「StartX」や、シリコンヴァレーを拠点とするアクセラレーターのプラグアンドプレイのほか、ヴェンチャーキャピタルのグレイロック・パートナーズ、アミノ・キャピタル、オリザ・ヴェンチャーズ、CSCヴェンチャーズ、エンジェルプラス・ヴェンチャーズなどが名を連ねる。

AiFiの広報担当者は『WIRED』イタリア版に、「2018年中にパイロットシステムを立ち上げ、サンフランシスコのある大規模ストアで運用される要諦です」と語る。「これはアマゾンの無人コンビニ『Amazon Go』の店舗をはるかに上回る大きさです」

AiFiはAmazon Goとは異なり、規模の拡大に対応できる非常に柔軟性のあるシステムとして提案している。500人の客を同時に追跡し、商品に付けられた何千もの識別コードを管理できるという。支払いはレジを通さず、アプリで済ませる。事前にスマートフォンで決済システムを有効にしておけば、識別システムが起動する仕組みだ。

1/2ページ

最終更新:3/30(金) 12:21
WIRED.jp

記事提供社からのご案内(外部サイト)

『WIRED Vol.30』

コンデナスト・ジャパン

2017年12月9日発売

630円(税込み)

『WIRED』VOL.30「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ 〈わたし〉の未来」+ 別冊付録「未来のモビリティは、すでにここにある」