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YOSHIKIが語る父親の死・仲間との別れにファンも涙

3/31(土) 18:00配信

ザテレビジョン

3月30日放送の「金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)にYOSHIKIがゲスト出演。生い立ちから現在に至るまでの半生を特集する中で、「1%のつらさが99%を黒く覆ってしまう」と、これまであまり語ることのなかった壮絶な過去をYOSHIKIが振り返った。

【写真を見る】完全復活へ向けてリハビリに励むYOSHIKI

中居正広がかつてのYOSHIKIやX JPANに対して「(歌番組出演時は)リハもやらないで本番ちょい前に来てわーってやって、だーってやって帰っちゃうイメージですけど(笑)」と発言。

YOSHIKIは「そういうイメージですけど、実は前日に(リハーサルをしている)。結構、陰で努力しているんです(笑)」と笑顔で返した。

あまり人生を語るイメージがないという中居からの紹介に、「楽しい人生であればいいんですけど、結構痛みを伴った人生で、すごくつらい…」とYOSHIKI。これまで封印してきた過去、そして現在の心境などを赤裸々に告白していった。

YOSHIKIは老舗呉服店の長男として誕生。幼少期から父親の影響を受けてクラシック音楽やピアノ、管楽器などに触れて育った。

しかし10歳の頃に憧れだった父親と死別。ここからYOSHIKIの人生が変わっていく。

当時は死んでしまいたいと「毎日思っていた」と涙ながらに明かし、父親の死についてYOSHIKIは「今も直視することができない」と胸の内を語った。

父の死後、レコード店で見つけたアメリカのロックバンドKISSのレコードに衝撃を受けたYOSHIKI。

「父が死んだ後にすごくなんか心の中で爆発的なものが生まれて、多分元々あったと思うんです。ずっと病院に入院してたんで、病室の中でこの壁全部ぶっ壊したい、なんで自分はここに閉じ込められているんだ、みたいな。

それは体が悪かったんですけど、そういう抑えきれない感情みたいなものがありまして」と父の死で封印したつらい感情もドラムをたたくことによって発散することができたという。

小学生でありながら同じくKISSのファンだったのが幼稚園からの幼なじみ、Toshlだった。

Toshlとは中学、高校と同じ学校に進学した。中学時代は反抗期や教師との確執などで優等生から一転、学校一の不良へと変貌を遂げる。ちょうどこの頃に、父の死因は自殺だったと知ってしまう。

いまだに悪夢にうなされることもあるというYOSHIKI。「痛みって年を取らないんです。僕は年を取って父親の年齢も越えてしまいましたが、痛みはそのまま」。「単純に生きていることが嫌だった」と当時の心境を吐露。

「父が亡くなるまでっていうのは楽しいこともたくさんあったので。でも不思議と1%のつらさが99%を黒く覆ってしまうんですよね、人って不思議ですよね」と語った。

中居が「今お父さん、どういうふうに見ているんですかね」と問い掛けると、「なんとなく、負けるなよって言われている気がするんですよね」とYOSHIKI。

高校3年生の卒業間際に、Toshlらメンバーが集結してバンドを結成。大学の推薦入学辞退し、Xのリーダーとしてバンド活動に集中した。

インディーズを経て、過激なスタイルと美しい音楽性を併せ持つバンドとしてセンセーショナルなデビューを飾ったX。

CDセールスは60万枚を記録、ライブ会場も武道館から東京ドームを実現。世界進出発表と、一気にスターダムへとのし上がった。

しかし、その一方でベースのTAIJIの解雇、ボーカルToshlの洗脳、hide、TAIJIの死。X JAPANの解散と波瀾(はらん)万丈の人生が続き、「自分を責め続けた」という過去を明かした。

VTRの最後、「YOSHIKIさんが背負っているものは何ですか?」というスタッフの問い掛けに、「hideとTAIJIの夢。それはもちろん僕の夢でもあるし…」と答えた。

中居が、「神様は、耐えることのできない人間には試練は与えないと言いますが」と問い掛けると、YOSHIKI は「わぁ、僕その言葉大好きな言葉で。過去を輝かすか暗いものにするかは未来が決めると思ってるので。

海外に関していうと、まだドアをちょっと開けただけ風穴が空いているだけで、まだまだ壁はいっぱい立ちはだかっているんですけど。

僕らがこうやっていることでいかにhideが偉大だったか、TAIJIも素晴らしいプレーヤーだったので、まだ知らない人にも世界に伝わっていくじゃないですか。だからまだここじゃ終われない」と語った。

番組の最後には、YOSHIKIがピアノを披露。演奏曲について、「『MIRACLE』というのは、やはり奇跡。奇跡は起こるんだな、そして起こすものなんだなと。自分の人生がある種、皆さんに与えていただいた奇跡のようなもの」と紹介し、初めて書いた曲である「ENDLESS RAIN」の2曲をスタジオで披露。涙を流しながら渾身(こんしん)の演奏を披露した。

SNS上では、YOSHIKIが語った数々の言葉に「胸に突き刺さった」「YOSHIKIありがとう」「涙が出た」など、視聴者からも大きな反響が寄せられていた。(ザテレビジョン)

最終更新:3/31(土) 18:00
ザテレビジョン

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