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生き残る「二世」と消える「二世」の差

4/2(月) 11:06配信

FRIDAY

 18年1月28日、タレント・大竹まこと(68)の長女で28歳の会社員が、大麻取締法違反(所持)で逮捕された。

「長男は大竹の所属事務所でマネージャーとして勤務。ギターやキーボードの腕前を買われて、『ゴッドタン』(テレビ東京系)の“マジ歌選手権“でプロ顔負けの演奏を披露するなど大活躍しており、『お兄ちゃんは頑張ってるのに……』と業界で同情を買っています」(放送作家)

 強姦致傷容疑で逮捕され、活動休止中の高畑裕太(24)や覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕された清水良太郎(29)など、二世といえばトラブルメーカーのイメージがあるが、「テレビ業界ではドル箱」だとバラエティー番組関係者は語る。

「二世なら“○○の子“という話題性で引きがあるし、番組側としてもトーク材料があるので使いやすいんですよ。子どもが話題になれば、親の仕事も増えるというメリットもあってか、子どもをタレントにする芸能人が増えてきていますね」

 バラエティー番組では「二世」特集が組まれることも珍しくない。しかし、意外にも親子共演NGは多いのだという。

「同じ事務所に所属していない限り、共演NGの親子がほとんど。最近、離婚した『ますだおかだ』の岡田圭右は、娘(岡田結実)の芸能活動に反対していたため、共演はもちろん、雑談で娘の話が出るのすら嫌がりますね。例外は高橋英樹。フジのアナウンサー時代から娘・真麻のためになるならと率先して共演。個人の仕事先でも“娘を使ってください“と売り込みをしていました」(キー局局員)

 ただ、「親に溺愛(できあい)されている二世は消えていく人が多い」とこの局員は言う。

「二世は育ちが良く、礼儀もちゃんとした人が多いので現場での評価は悪くない。ただ、『溺愛型』の場合、ハングリーさに欠けていて、次につながらないんです。しかも、売れてなくてもカネは持っているから、子どものころから悪い人間に囲まれがち。世間知らずだから簡単に騙(だま)されてしまい、トラブルを起こして消えていくケースが散見されます」

 一方で、今年後期に放送されるNHK朝の連ドラ『まんぷく』のヒロインに起用された安藤サクラ(31・奥田瑛二の娘)など、二世の枠を超えて活躍をする人もいる。タレントと違い、実力がハッキリわかってしまう俳優やミュージシャンは二世売りをしないケースが多い。

「浜田雅功さんの長男は人気バンド『OKAMOTO’S 』のベースのハマ・オカモトですが、浜田家のしつけは厳しく、ファミレスに行けば他の客と同じように並び、高級食材のウニは高校を卒業してから初めて食べさせたそうです。地に足つけて育てられたハマはデビューにあたり、『ミュージシャンとしてのキャリアがある程度確立されるまでは公表しないでくれ』とレコード会社に頼んでいました。親が偉大な場合、ハードルが上がりすぎて、正当な評価が受けられないことが多い。英断ですよ」(スポーツ紙記者)

 いまや芸能界の一つのジャンルになった二世。成功するかどうかは、デビューするまでの育ち方次第でもある。

(FRIDAY 連載コラム「週刊テレビのウラ側」より)

最終更新:4/2(月) 11:06
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