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“新生”浦和、初陣で先発総入れ替え 大槻暫定監督が示した「三つの選考基準」とは?

4/5(木) 9:12配信

Football ZONE web

監督交代後、中2日でルヴァン杯の敵地広島戦に挑み0-0ドロー

 浦和レッズは、監督交代後の新体制となったルヴァン杯グループステージ第3節のサンフレッチェ広島戦を0-0の引き分けで終えた。就任からわずか2日での初陣となった大槻毅暫定監督は、メンバー選考について「基準は三つ」と明確な指針を示した。

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 この日の浦和は、契約解除となった堀孝史前監督でのラストゲームとなった1日のリーグ第5節ジュビロ磐田戦から、スタメン11人を総入れ替えした。もちろん、単純に前の試合から中2日であり、カップ戦のゲームだというファクターがあるにしても、大槻監督はこの日メンバーから外れた選手たちに対しても通ずる、自身の考える選考の方向性を明言した。

「試合前のミーティングで話した基準は三つ。心も体もフレッシュであること。次に野心を持った選手、浦和に来て自分がプレーをしたい、見てもらいたい、チームに貢献したいのは誰なのか。三つ目は責任を負ってもらうこと。今日の18人(ベンチ入りを含む)は、その三つの基準だと話した」

 中2日を加味したターンオーバーという観点で、「心も体もフレッシュであること」という総入れ替えは合点がいく。これまで堀前監督はルヴァン杯でもメンバー変更をチームの半数ほどに留め、その上で結果が出てこなかった。“体”の部分で中2日という意味合いが強く、“心”の部分で敗戦続きの沈んだ空気を持ち合わせないという点で、それを両立させる方策がこの総入れ替えだったのだろう。

監督交代で「同じ人が良い評価を受けるかは分からない」

 実際に大槻監督は「おとといの朝10時からミーティングしてトレーニング、そこに12人がいた。選手は監督が代わって目の色を変えてプレーして、そのトレーニングの質が高かったので、その選手たちを使いたいと思った。この試合を(浦和に)残っている選手たちが見て何を感じるか。その気持ち、気持ちで片付けてはいけないけど、意欲がリーグにつながってほしい。だから、今日は絶対に良い試合をしたかった」と話し、まずは自身の目でチェックする時間を取れた選手たちをピッチに送り出し、それがリーグ戦への相乗効果を生むことに狙いを持っている。

 その上で、大槻監督が話した三つの基準のうち、後者二つはこのゲームに限らないものであるはずだ。

 実際に「監督が代わって、次に誰が来るかは知らないですけど、前の基準とは違う人がやるわけだから、同じ人が良い評価を受けるかは分からない。僕は良い選手の基準をチームに貢献できること。足が速いとか点が取れるとかありますけど、雰囲気を作れたり振る舞いができたり、しっかりしたことができるのが良い選手。今日は非常に良い雰囲気だったし、それが続けばいい」と言及している。

 ルヴァン杯の規定で21歳以下の選手が一人以上はスタメンに含まれなければいけないが、ユースから昇格1年目のDF橋岡大樹とMF荻原拓也が二人とも名を連ねた。中盤では明治大学から新加入のMF柴戸海が公式戦デビューを果たし、GKは浦和で公式戦初出場となった福島春樹だった。その結果として、スタメンの平均年齢は24.82歳と、磐田戦の29.00歳から大幅に若返った。38歳の最年長DF平川忠亮が加わったベンチ入り18名の平均でも27.94歳から26.83歳へと数字を下げている。

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最終更新:4/5(木) 13:12
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