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安藤勝己はあの馬を切った。皐月賞、ダービーを読む「3歳牡馬番付」

4/10(火) 7:41配信

webスポルティーバ

 注目の3歳牡馬クラシックがいよいよ幕開け。第1弾の皐月賞(中山・芝2000m)が4月15日に、第2弾の日本ダービー(東京・芝2400m)が5月27日に行なわれる。

【写真】皐月賞、ダノン回避で浮上する馬は?

 今年の3歳牡馬も質の高い面々がそろっているが、現状では「2歳王者」のダノンプレミアム(牡3歳)が頭ひとつ抜けている。昨年末のGI朝日杯フューチュリティS(12月17日/阪神・芝1600m)では、後続に3馬身半差をつける圧勝劇を披露。年明け初戦となった前哨戦の弥生賞(3月4日/中山・芝2000m)でも、「全勝対決」で注目されたワグネリアン(牡3歳)との勝負を難なく制して、クラシックの絶対的な「主役」となった。

 だが急遽、その「主役」が皐月賞を回避。牡馬クラシックの行方はにわかに混沌としてきた。皐月賞にしろ、ダービーにしろ、激戦必至な状況でまったく予想がつかない。

 そこで、3歳牝馬に続いて3歳牡馬についても、競走馬の目利きに長(た)けた安藤勝己氏に分析・診断を依頼。そして、皐月賞、ダービーでの活躍が期待される、独自の「3歳牡馬番付」を選定してもらった――。

◆横綱:ダノンプレミアム(牡3歳)
(父ディープインパクト/戦績:4戦4勝)

 皐月賞まではこの馬でいけるんじゃないかな、と思っていただけに、突然の回避には驚いた。ダービーとなると何とも言えないけど、これまでの実績からすれば、現状では世代トップの評価は妥当ではないだろうか。

 とにかく、弥生賞は強かったね。外枠で前に壁が作れない状況だったけど、カーッといってしまうようなことはなかった。前を追いかけてはいくんだけど、ある程度までいくと、それ以上はいかないで、うまく2~3番手で折り合えていた。

 それで、直線に入ると(後続を)一気に突き放していくんだからね。着差は1馬身半差だったけど、2着以下とはそれ以上の力の差を感じたよ。

 跳びに柔らかさがあって、リズムよくいくと”どこまでも伸びる”という印象。(レースを)安心して見ていられるし、レースぶりが完成している。

 もうひとつ、この馬のいいところは、走るたびに馬体重が増えていること。完成したレースぶりを見せていながら、馬体的にはまだ成長を続けているということだからね。頼もしい限りだよ。

 ダービーで不安があるとすれば、切れ味勝負になったとき。それでも、そう大きく負けることはないと思っている。

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