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「精日(精神的日本人)」が急増中…中国若者の日本愛はここまで深い

4/11(水) 11:00配信

現代ビジネス

「艦これ」きっかけで軍服マニアに

 3月末、ある中国人学生が日本の大学を卒業し、お祝いの会に出席する機会があった。父親は中国で有名な人物だが、差し障りがあるので明らかにはしない。

 日本庭園が見事な都内の日本料理店に仕事を終えて普段着で駆けつけたところ、当の学生、Uさんは何と旧日本海軍の軍服姿で我々を待っていた。胸にはいくつもの勲章が掛けられていた。

 「この軍服は、日本で注文したものです。海軍の帽子も(海軍兵学校のあった)江田島にある帽子屋に特注しました。勲章も、1つは偽物ですが、残りは本物で、ネットオークションで手に入れました」

 中国から訪れたUさんの母親も和服姿で、まるで戦前の海軍若手将校の親子のようだった。ジーンズにシャツ姿の自分がむしろ日本人らしくなく、こんなことなら羽織袴でも着てくれば良かったと、恥ずかしい思いがした。

 「なぜ軍服にはまったのか? と聞くと彼は「最初は『艦これ』がきっかけでした。そこから、軍服、勲章、軍装関連書籍などを集めました」という。

 艦これとは言うまでもなく、旧海軍の戦艦や航空母艦などの艦艇を女性キャラクターに擬人化した「艦娘(かんむす)」を集め、育成し戦うゲームで、中国などにも熱烈なファンがいるという。

 「自分は基本的に海軍派ですが、陸軍も嫌いではありません。サバイバルゲーム用に三八式歩兵銃のエアガンを持っています」と、彼はLINEで三八式歩兵銃に銃剣を差し、日の丸の旗を付けた写真を送ってくれた。

 最近、彼のように日本の軍服にはまる中国の若者が日本メディアでも紹介されるようになった。一部の過激な中国人の若者は、南京など日中戦争の戦争遺跡の前で旧日本軍の軍服を着て記念撮影、それがネットで批判を呼んだ。

 こうした若者は「精日(精神的日本人)」だとして、中国の王毅外相が「中国人のクズ」と会見で吐き捨てるように批判するなど、大きな議論を呼んでいる。

 Uさんも、自分は日本の軍装マニアだが、このような行為には賛成できないと語った。

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最終更新:4/11(水) 13:45
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