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感染症だからこそ要注意!専門医が説く歯周病対策の重要性

4/12(木) 18:31配信

@DIME

朝、出勤前の慌ただしいひととき。なかには朝食抜きで家を飛び出す人もいるかもしれないが、どんなに時間がなくとも洗顔や歯磨きをしないで出勤する人は、まずいないだろう。そんな洗顔に関してはスキンケアに加え、何よりも爽快感が得られたり、眠気を解消するという効果が期待できる。では歯磨きはどうか? 口臭予防や虫歯対策、と考えた方は、直ちに認識を改めてほうがいい。もちろん、口臭や虫歯も取り組むべき課題ではあるが、それ以上に深刻な問題が口腔内には潜んでいるからだ。それが歯周病である。

【症例写真】感染症だからこそ要注意!専門医が説く歯周病対策の重要性

その患者数は厚生労働省の推計で265万7000人と、もはや国民病レベル。有病率は20歳代で約70%、30~50歳代で約80%に達する。実際、上の図表が示すように、近年では歯を失う原因も歯周病が虫歯よりも多いのだ(※)。
※いずれも厚生労働省「平成23年度患者調査の概況」より。歯肉炎および歯周疾患の合計。

しかも歯周病は歯を失うだけでなく、糖尿病や循環器系の疾病との関連も指摘されている。そんな歯周病とは、いったいどんな疾病なのか。そして、私たちの健康にどんな影響を及ぼすのか。対策や予防法を含め、日本歯周病学会専門医・指導医でもある若林健史・若林歯科医院長にお話をうかがった。

まず歯周病とは、どんな病気なのでしょうか?

若林 初期症状として歯周病菌によって歯肉が腫れた状態を歯肉炎、症状が進行して歯を支える土台の骨が侵された状態が歯周炎と呼び、歯周病はこの2つの症状の総称になります。

歯周病はなぜ発症するのですか?

若林 人間の口には400から500種類の菌が常に存在するといわれており、その中に歯周病も数種類含まれています。この原因菌が口の中に残った食べ物かすを分解して、ばい菌の巣である歯垢を形成します。ここで歯周病菌は毒素と呼ばれる酵素の一種を作り出し、歯肉炎を引き起こします。歯肉炎はしっかり歯磨きをして歯垢を取り除けば、歯ぐきの炎症は収まりますが、放置しておくと、やがてあごの骨が溶け出してしまいます。この状態が歯周炎で、歯が抜け落ちるなど、元の状態に戻すことはできません。しかも歯周病は唾液を媒介として感染する感染症。親子やパートナーの間で、気づかぬうちに感染していく危険性も高いといえます。

予防には虫歯と同様に歯磨きが重要になりますか?

若林 虫歯は歯垢に潜む虫歯菌が乳酸を発生させ、歯そのものを溶かす病気です。ということは、歯垢の「原料」となる食べ物かすを残さない、あるいは歯垢を取り除く、ということが予防の基本となります。

ただし、互いに歯垢が巣とはいえ、虫歯菌と歯周病菌では性質がまったく異なります。虫歯菌は空気がなければ生きていけませんが、歯周病菌は逆に空気のある場所では生きていけないのです。この特性は2つの菌の生息場所にも直結しており、虫歯菌は歯の表面、歯周病菌は歯ぐきの内部や隙間でしか生きられない。つまり、歯周病の予防には原因菌の巣である歯垢除去、それも歯と歯ぐきの間の溝である「歯周ポケット」のケアが何よりも重要になってきます。

やはり歯磨きは1日3回、毎食後に行なうべきでしょうか?

若林 3回がベストですが、2回なら必ず就寝前に磨いてください。というのも菌は夜間に繁殖するからです。また、乱暴に磨いた場合は別として、通常に磨いて出血しても、そのまま磨きこと。きちんと磨けていれば、出血は5~7日前後で止まります。血が出るから磨かない、というのはいちばんダメ。まずは歯磨きでセルフケア、そして3、4か月に1回、歯科医で歯垢や歯石のクリーニングを行なうことが予防の基本になります。

そして歯周病は単に歯を失うだけの病気ではありません。まず今日では糖尿病との関連性が強く指摘されています。歯周病菌が歯ぐきから血管に入り、その毒素が糖尿病を引き起こすというのです。さらに、この毒素は血管の弾力を奪い、硬くする性質もあり、これは脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。最近の研究では、誤嚥性肺炎や早産、骨粗しょう症との関連も指摘されています。そんな歯周病は食器の使い回しやキスなどによって、感染する危険性が高いのです。

この機会にぜひ、歯周病という病気を考えていただき、セルフケアと歯科医によるケアを両輪として、予防に務めていただきたいですね。

■歯周病対策に有効なハブラシとは?

歯ぐきが腫れたり、病状が進行すれば歯を失うだけではなく、糖尿病や循環器系疾患など、全身の健康にも多大な影響を及ぼす歯周病。その予防にはセルフケアが非常に重要になってくる。つまりは毎日の歯磨きだ。ただし、歯の表面だけを磨いていてもダメ。歯周ポケットに潜む歯周病の原因菌を、いかに効果的に除去していくのかが問われてくる。

そこで最近、注目されているのが電動ハブラシ。手磨きでは実現しにくい、繊細かつ高速なブラシの動きで歯周ポケットのケアが行なえるからだ。なかでも編集部が歯垢除去という観点から注目しているのがパナソニックの「ドルツ」。直径約0.02mmの極細毛ブラシや毎分約3万1000ブラシストロークの音波振動、さらに独自のヨコ磨きにより、デリケートな歯周ポケットをケアしてくれる、店頭でも人気の高機能モデルだ。さっそく、その特徴をみていこう。

パナソニック
『音波振動ハブラシ ドルツ EW-DE54』
オープン価格

外形寸法/高さ235×幅28×奥行き33mm(ブラシ含む)
質量/約105g(ブラシ含む)
付属ブラシ/イオン用極細毛ブラシ、イオン用マルチフィットブラシ、ポイント磨きブラシ、イオン用2WAYシリコンブラシ
本体カラー/-K(黒)、-W(白)

「ドルツ」には4タイプのブラシが同梱されており、そのメインとなるのがイオン用極細毛ブラシだ。このブラシの毛先は、なんと約0.02m。まさに極細毛だ。この細さであれば、通常のブラシでは入り込みにくい歯周ポケットまで毛先が届き、しっかりケアしてくれる。しかも、必要以上に毛先が入り込んで歯ぐきを傷めることを防ぐため、毛先3mmだけ入るように段差を付けた構造となっているのだ。

ブラシヘッドの動きは、歯周ポケット内の歯垢をかき出すのに適したヨコ磨きを採用。高速で微細な毎分約3万1000ブラシストロークと合わせ、歯垢除去効果を発揮する。そして忙しいビジネスパーソンにぜひ、チェックしていただきたいのが充電機能だ。1時間でフル充電できるという「急速1時間充電」に加え、2分間の充電で1回(約2分間)磨ける「2分間クイックチャージ」も搭載されている。

「ドルツ」は、このように歯周病ケアに加え、充電機能やデザイン性など、ライフスタイルに則した機能も備えた電動ハブラシなのだ。

撮影(ドルツ)/久保田育男

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

@DIME編集部

最終更新:4/12(木) 18:31
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