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モンスター心理カウンセラー事例集、心の問題がむしろ悪化!?

4/13(金) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

 医療機関などでカウンセリングを受ける人も多い昨今。心理カウンセラーは私たちにとって身近な存在になりつつある。しかし中には残念なカウンセラーがいるのも事実。20~40代男女が、「ひどい」「傷ついた」「二度と行きたくない」と感じた、モンスター心理カウンセラーの事例を集めた。(取材・文/フリー編集者・ライター 池田園子)

● 民間資格乱立で玉石混交 モンスターカウンセラーの実態

 便利で豊かな暮らしを享受できる一方で、「ストレス社会」と言われて久しい現代。心療内科やメンタルクリニックなどで、カウンセリングを受ける人も少なくない。

 そういった医療現場や児童相談所、精神保健福祉センターなどの福祉施設、教育現場、企業内の相談室、カウセリング施設などで、心理学の知識をもって相談者の話を聞き、彼らが抱える心の問題を解決へと導く手助けをするのが「心理カウンセラー」だ。

 正確には、心理カウンセラーは職業名ではない。心理カウンセラーと一口に言っても、働く現場によって名称は異なる。医療カウンセラーにソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、相談員、福祉職、産業カウンセラーなど、肩書は実にさまざま。

 2017年9月には心理職で初となる国家資格「公認心理師」が誕生し、2018年度中に国家試験が実施される予定だ。これまでは民間資格が乱立した状態で、最も権威があるとされていたのは「臨床心理士」だった。臨床心理士は指定大学院または専門職大学院を修了し、協会の資格試験を受けて合格することが必須要件となるなど、誰もがなれるものではない。

 一方で、そういった資格を持たなくても、独学するなどして、心理カウンセラーの看板を掲げることはできる。極端な話、名乗ってしまえば、心理カウンセラーになれる。それゆえ、素晴らしい心理カウンセラーもいれば、残念ながらそうでない心理カウンセラーもいるのが現状だ。

 筆者は、これまでダイヤモンド・オンラインで、「モンスター◯◯」を度々取り上げ、実録として紹介してきた。今回は、「モンスター心理カウンセラー」の事例を20~40代男女に聞いて集めてみた。こんなモンスター心理カウンセラーに遭遇したことはないだろうか。

● それなら友達でいいんだけど… 適当なアドバイスに終始するカウンセラー

 まずは、モンスター度・初級(「筆者が集めたエピソードの中では比較的軽度であり、初級と分類してみた」と補足しておく)の事例から見ていきたい。

 「就活がうまくいかなかった学生時代、悩んでカウンセリングに行ったことがあります。私の性格や話し方、コミュニケーション能力に問題があるんじゃないか、と悶々としていて、誰かに話を聞いてほしかったんです。

 担当の心理カウンセラーに一通り話をしたところ、『かなり悩んでるみたいですけど、そこまで悩む必要があることかな?』と言われて唖然。悩んでるから来てるんだよ!という言葉を抑えました。

 その後も『考えすぎじゃないですか』『あなたが細かいことを気にしすぎなんですよ』みたいな、こちらを突き放すような発言ばかり。私の話を受け止めてくれている感は正直なかったです。悩んでいる私がバカなのかな、と余計に落ち込むだけでしたね」(20代女性)

 心理カウンセラーに求められることの一つに、「相手(相談者)をそのまま受け入れること」がある。たとえ相手の言動に「?」と感じたとしても、主観を止めて相手を尊重し、心配りをすることが必要だ。それをせずにお説教だけを繰り出すのであれば、そのへんの上司と同じではないかと思ってしまう。

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