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“暗黙の了解”よりも特筆すべき高倉采配! なでしこは大一番でなぜ覚醒できたのか?

4/14(土) 20:09配信

SOCCER DIGEST Web

カギを握った阪口夢穂のポジショニング。前方に上がり、攻守両面で活性化

 中東の地・ヨルダンで、なでしこジャパンがようやく誇りを取り戻した。
 
 女子アジアカップのグループBは予想通りの大混戦。準決勝進出をかけて、オーストラリア女子代表=マチルダスと対戦した日本は、これと堂々と渡り合って1-1のドロー。
 
 この結果、オーストラリア、日本、韓国の3チームが勝点5で並んだが、当該国同士の総得点数がモノを言って、オーストラリア、日本が決勝トーナメントへコマを進めることになった(グループ内総得失点差で1位オーストラリア、2位日本)。
 
――◆――◆――
 
 ベトナム、韓国との2戦を消化して1勝1分け。グループリーグ突破には1点とっての引き分け以上が条件となるオーストラリア戦。この大一番で、なでしこジャパンはようやく覚醒した。
 
 今大会の阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)は、2枚のセンターバックの前で守備的にプレーしてきた。このオーストラリア戦まで温存されていた宇津木瑠美(シアトルレイン)がボランチに入った。これで、阪口夢の負担は大幅に軽減され、攻撃に絡む回数も増えていった。
 
 また、攻撃陣も岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)だけでなく、ターゲット役の菅澤優衣香(浦和レッズレディース)を含めてよく動いた。中島依美(INAC神戸レオネッサ)、負傷明けの長谷川唯(日テレ・ベレーザ)もサイドだけでなく、ピッチを幅広くフォロー。ピッチ全体で互いの距離バランスも改善され、こぼれ球も日本の選手がことごとく拾う。
 
 球際の強さも、前2戦とはまったく違っていた。体格差の違いに臆することなく、個々の選手が渡り合い、フィジカルで押し切られることがない。笛の傾向に対応したのか、あるいは体格差によるものなのか、競り合いの中でのファウルも減った。足もとへのパスに微妙なズレを生じさせていたヨルダンの芝にも、3戦目にして対応。ボールが止まることを計算に入れた、スペースへのロングボールを、効果的に織り交ぜた。
 
 63分に生まれた先制点は、そうした要素が絡み合って生まれた。右サイドでつないだボールを、一気に左前方へ運んだところに宇津木、岩渕が顔を出してオーストラリアの守備をかく乱。さらにワンツーで抜け出した長谷川から、ゴール前でフリーになっていた阪口夢へ。敵陣をきれいに崩したゴールだった。
 

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最終更新:4/14(土) 20:09
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