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古賀茂明「柳瀬唯夫君、良心に従って“第二の佐川”になるな」〈dot.〉

4/16(月) 7:00配信

AERA dot.

 今回朝日新聞のスクープで明らかになった最も重要な事実は、柳瀬秘書官が愛媛県地域政策課長・今治市企画課長・加計学園事務局長らと会談していたことが愛媛県職員の「備忘録」に明確に記載されていたということだ。これまでは、今治市の記録で、今治市の職員らが、官邸を訪れていたことははっきりしていたが、公開された記録では、面会相手が書いてあるとみられる部分が黒塗りになっていたため、誰に会ったのかということは証明できなかった。

 今回出てきた愛媛県の職員による会談の備忘録の内容の真偽については、中村時広愛媛県知事が直接その職員から聞き取りをして、間違いないことを確かめている。仮に国会にその職員あるいは中村知事が呼ばれた場合(最初は参考人招致だと思われるが)、この事実を証言する可能性が高い。

 他方、柳瀬氏は、昨年の国会で、この会談について、記憶にないから会ったとはいえないという趣旨の答弁を繰り返していた。今回の発表を受けた後のコメントでも、その立場を変えていない。「記憶の限りでは、会っていない」ということだから、厳密に言えば、会っていたが忘れてしまったのかもしれないということも含まれる。したがって、愛媛県の職員と柳瀬氏の話が完全に矛盾するわけではないが、県職員の側には、面談について嘘をつく動機が全く考えられないことから、信憑性においてはかなり高いという評価になる。

 では、一方の柳瀬氏には、嘘をつく、あるいは隠ぺいする動機が存在するのかどうか整理してみよう。

 動機については、二つの側面がある。一つは総理秘書官だった者として、総理の利益を守る立場にあるという側面。もう一つは、純粋に柳瀬氏個人の利益の側面である。

 この点について考える前に、柳瀬氏がどういう人なのか、そして、総理秘書官としてどんな立場にあったのかについて、私が知っている範囲で簡単に紹介しておきたい。

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最終更新:4/22(日) 11:01
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