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日本動画協会、海賊版サイトへの政府決定を歓迎「状況が好転」

4/16(月) 19:21配信

KAI-YOU.net

アニメ関連企業からなる業界団体・日本動画協会は4月16日、知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議における 「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に関する声明を発表。

【賛否両論のブロッキングを肯定するアニメ業界】

同会議で「『インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策』が決定されたことを歓迎しますとともに、深く御礼申し上げます」と言及。

声明ではサイト名には言及されていないものの、今回「漫画村」とともに対策が呼びかけられたと報道されているのは、「Anitube」「Miomio」といったアニメの海賊版サイトだ。

そうした違法アップロードの蔓延は「アニメ製作全般に対するモチベーションの低下にもつながりかねないと考えられる」ため、「今回の決定は状況が好転する機会であると考えております」と、肯定的な捉え方を示した。

一方で、賛否が分かれている特定サイトへのアクセスを遮断するブロッキングについては、「慎重な意見があることも事実ですが、今回の閣議決定ではその点についても十分な配慮がなされたものと考えております」としている。

政府決定を受け、講談社や集英社も緊急声明

4月13日に総理大臣官邸で行われた知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議で、安倍晋三総理大臣は海賊版サイトに対して緊急対策を決定。

安倍総理は「国としても早急な対応が必要」とした上で、「著作権制度、コンテンツ産業、電気通信事業などに関連する府省を中心に政府一体となって中長期も含めた対応方策を直ちに取りまとめ、可能なものから一刻も早く実施するようお願いします」と対策を呼びかけた。

決定を受けて、大手出版社である講談社は緊急声明を発表。

「現状を放置すれば、日本のコンテンツ産業を根底から破壊し、すぐれた才能を枯渇させることは明らかです。日本が誇るコンテンツ・ビジネスを未来に亘って発展させていくためには、ISPや流通事業者等のご協力も不可欠です」と呼びかけるとともに、海賊版サイトをはじめとする権利侵害行為については断固たる姿勢で臨んでいくと、継続的な対策の意思を示した。

同日には集英社も声明を発表して、政府の緊急対策を「大きな前進」と受け止め、「実効性のある対策が整備されることを強く望みます」と、今後の対策についても期待を込めた。

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最終更新:4/16(月) 20:11
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