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物理の授業でミサイル登場…北朝鮮「エリート中学生」驚きの教育内容

4/16(月) 10:00配信

現代ビジネス

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各国からの厳しい経済制裁を受け、疲弊しているという北朝鮮の国情。ニュースではどうしても金正恩・朝鮮労働党委員長の動向ばかり報じられるが、北朝鮮の「庶民」はいったいどう暮らしているのかーー。
フジテレビで北朝鮮の現地取材に長年携わってきた鴨下ひろみ氏は、新著『テレビに映らない北朝鮮』で、知られざる北朝鮮国民の暮らしを克明にレポートしている。かの国の子供たちが、学校で教わる「驚愕の内容」とは? ----------

徹底した「指導者崇拝」

 金正恩が打ち出した「核開発と経済の並進路線」というスローガン。核兵器の能力を向上させるとともに、経済建設にも力を入れるという、我々にとっては何とも迷惑な方針だが、金正恩の号令の下、北朝鮮は本気でこの道を追求している。

 これらの国家目標を支えるのが、北朝鮮のエリートだ。

 まずは北朝鮮の教育制度を見てみよう。北朝鮮にも義務教育制度があり、幼稚園1年、小学校5年、中学校6年の12年制となっている。北朝鮮の中学は、日本の中学・高校にあたるわけだ。

 この間に徹底した指導者崇拝教育が実施される。幼稚園から始まって幼少時から繰り返し、金日成や金正日を神格化するエピソードや業績を教え込まれる。また、社会主義道徳など北朝鮮独特の科目もあり、世界に羨むものはないという北朝鮮優位の価値観を植え付けている。

 金正恩の神格化も加速している。

 我々が2015年に入手した北朝鮮の小学2年生の国語の教科書には金正恩のこんなエピソードが掲載されていた。

 「フニの図画工作帳」

 少年フニの新しい家を訪れた金正恩がフニに絵の描き方を教えたという題目だ。

 ──敬愛する元帥様はフニの傍らでここに花を描いたらいい、色は何色がいい、と一つ一つ教えてくださいました。フニは「敬愛する元帥様! 元帥様が教えてくださったとおりにきっと素晴らしい絵を完成させます」と誓いました──。

 この時、金正恩が訪問したのは、12年に完成した平壌の倉田通りの超高層住宅。我々が翌年夏に取材したのと全く同じ住宅だった。

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最終更新:4/16(月) 11:30
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