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水谷豊も「旅しているよう」と絶賛!プーシキン美術館展の魅力とは?

4/16(月) 18:06配信

東京ウォーカー

4月14日から7月8日(日)までの期間、「プーシキン美術館展―旅するフランス風景画」が開催される東京都美術館(東京・上野)にて、プレス内覧会が実施され、本展のスペシャルサポーターとして音声ガイドのナビゲーターを務める俳優の水谷豊が登場。本展の学術協力をする東京大学教授・三浦篤氏らと共に、展示の見どころなどについてを語った。

【写真を見る】「まさに自分がそこにいるような、旅をしているような気分が味わえる展覧会」と水谷豊

この度、珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館より、17世紀から20世紀の風景画65点が来日。プーシキン美術館展は、神話の物語や古代への憧憬、身近な自然、大都市パリの喧噪、果ては想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れをたどる展覧会となっている。

注目は、初来日となるクロード・モネの「草上の昼食」。これは、26歳となる若きモネの魅力があふれる作品。パリから訪れた若者たちがピクニックを楽しむ様子が描かれている。

本展の学術協力をする東京大学教授・三浦篤氏は、「モネは、青春の真っ只中といえる時期、最初の奥さんのカミーユと出会った直後にこの絵を描きました。ここに5人の女性が描かれていますが、ポーズしているのは、ほとんど全部カミーユだろうといわれています。そんなに何人も異なるモデルを連れてこられませんから、当時の恋人に異なる衣装を着てもらって、いろいろなポーズをさせたんです。ですから、この情景自体は現実にあったわけではなくて、モネがスケッチしたものを最終的に合成したような絵画になっているんです。長身の男性も何人か描かれていますが、こちらも友人の1人がポーズを取ったものだといわれています。こうして“男女が親密な語らいをしている”という場面を構成してみせたんです」と解説。

「そんななかで、後の印象派につながるような、新しい光の表現などを盛り込んでいきました。ここからモネは新しい絵画に踏み出していったわけです。『草上の昼食』は、その新しい絵画の出発点となったような傑作です」と説明した。

また、音声ガイドのナビゲーターを務める水谷豊は、本展の感想として「展覧会のサブタイトルが“旅するフランス風景画”なんですが、まさに自分がそこにいるような、旅をしているような気分が味わえる展覧会でした」とコメント。クロード・モネの「草上の昼食」については、「いろんな方を描いたものだと思っていたのに、1人のモデルがいろんなポーズをしたものを組み合わせているんですよね。若いときから才能が花開いていたことが、実物を見るとよく分かります。素晴らしい作品でした」と感慨深げに話していた。

さらに水谷は、印象に残った絵画として、アンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー」を挙げた。獰猛なジャガーに襲われた白い馬が、なんともいえない表情でこちらを見つめる、ジャングルを舞台とした風景画だ。「ルソーはパリの植物園で熱帯の植物を観察しながら、想像でこの絵を描いたそうなんですが、想像でここまで描けるのかというほど素晴らしい作品。我々(俳優も)どちらかというと妄想が仕事ですが(笑)。不思議なオーラがある作品ですね」と笑顔を見せた。

最後に水谷は「プーシキン美術館展は、見る方をさまざまな世界の旅に連れて行ってくれる、たくさんの作品がそろっていると思います。僕はその旅の案内人として関わらせていただいたんですけど、大変光栄です。是非たくさんの人にこの旅の感動を味わっていただきたいと思っています」と締めくくりのメッセージ。ロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガンらの作品も集っており、見どころ満載となっている。

新緑がまぶしい季節、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る美しい風景を巡って、「旅」を楽しんでみてはいかがだろうか。(東京ウォーカー(全国版)・Raira)

最終更新:4/16(月) 18:06
東京ウォーカー

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