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サンフランシスコ発、「ユーカリ」からつくられたシューズがシリコンヴァレーの人々から愛される理由

4/17(火) 12:12配信

WIRED.jp

サンフランシスコのシューズメーカー「オールバーズ」が発表した新作スニーカーは、アッパーの素材としてユーカリを使っている。デザインや履き心地に加えて持続可能性を強く意識していることもあり、シリコンヴァレーの人々が愛用する「履くといい気持ちになれる靴」の魅力に迫った。

履くといい気持ちになれる靴

シューズメーカーの「オールバーズ(Allbirds)」が2018年3月15日(米国時間)、新作を発表した。カジュアルなシルエットを一新しただけでなく、ユニークな新素材を使用している。ユーカリの繊維からつくられたテキスタイルだ。

つまり、木材パルプでできた靴である。その斬新さは商品名にも反映されている。ジョギングシューズをモデルにした「ツリー・ランナー」と、デッキシューズに新たな解釈を加えた「ツリー・スキッパー」。どちらもオールバーズのウェブサイトで15日に発売され、メンズ・ウィメンズともに95ドルで購入できる。

唯一無二の靴メーカー

オールバーズはすでに2種類の靴と子供靴を販売しているが、こちらはアッパーがすべてメリノウールでできている。オールバーズを有名にしたのはこの動物由来のテキスタイルで、木材パルプはそこからの脱却を意味する。ただし、持続可能な自然素材へのこだわりは維持されている。

新素材はオールバーズの自社開発だ。ユーカリのパルプから繊維を紡ぎ、それをメッシュ状に編んでいる。コットン・ポリエステル混紡と同等の柔らかさと伸縮性をもっており、コアラの餌からつくった靴を履いているとはとても思えない。ウールと同様に足から水分を逃がしてくれるので、素足で履くことを想定しているオールバーズの靴にはとりわけ最適だ。

サンプルを試してみると、ウールのシリーズよりアッパーが薄く伸縮性が高いように感じるが、履き心地のよさは相変わらずだ。通気性に富むメッシュはウールと比べて断熱性に劣るが、ウールシリーズと同様、暖かいウールの中敷きが採用されている。

ツリー・ランナーは基本的に「ウール・ランナー」と同じデザインで、4つ穴の靴ひもと、厚みのあるソールを特徴としている。新デザインのツリー・スキッパーはデッキシューズのような形で、2つ穴の靴ひもとフラットソールを特徴とする。

高齢者を意識しているようにも見えるが、デッキシューズをモデルにしている通り、大きく開いた履き口が夏らしく涼しげだ。「ウール・ラウンジャー」のツリー版はつくられていないが、近日中に発売されることを期待している。

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最終更新:4/17(火) 12:12
WIRED.jp

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