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作例を見れば納得!最新ミラーレスの「本気」技術

4/17(火) 12:31配信

@DIME

デジタルカメラ業界で右肩上がりの売り上げを続けるミラーレス一眼。そのスペックは従来の一眼レフを凌駕する部分も多く、プロからも注目されている。ミラーレスを牽引する国産5メーカーの最先端技術の成果を画像で検証してみよう。

【写真】作例を見れば納得!最新ミラーレスの「本気」技術

◎プロカメラマンとデジカメライターが感じたミラーレス一眼の革新

フォトグラファー 藤田修平さん
90年代、グラビアアイドルなどの撮影で活躍。現在は旅を表現の場としつつ、雑誌などの撮影を行なう。「ミラーレスは余分な作業を任せられるので、撮影に集中できます」

デジカメライター ゴン川野
デジカメ1号機のレビュー記事を書くなど、その歴史を追い続ける。「一眼レフの進化形がミラーレスだと思います。特にEVFの高性能化によりVR感覚で写真が撮れます」

■プロも認めるミラーレス一眼の実力
ゴン アマチュアの間ではミラーレスがかなり浸透しました。プロの道具としてはどうでしょうか?

藤田 プロが撮影機材に求めるのは、性能、信頼性、耐久性、サイズ、コスパなど様々ですが、ミラーレスは、これらを満たして仕事に使えるカメラに育ってきたと思います。実際、私も仕事でマイクロフォーサーズを使っています。

ゴン ちなみにセンサーサイズはフルサイズ、APS-Cサイズ、マイクロフォーサーズと小さくなりボディーもレンズも小型化できますが、画質面では不利になります。具体的には高感度のノイズとボケはフルサイズが有利です。プロは一眼レフという印象ですが、ミラーレスのメリットって何ですか?

藤田 まず、フルサイズでも交換レンズを含めて小型軽量になること。機材を持って徒歩で移動する場合、これはありがたいですね。

ゴン マイクロフォーサーズならさらに小さくなりますね。

藤田 そう、一眼レフの大三元レンズ(※1)をすべて持って徒歩で長距離を移動するのは、ほぼ不可能です。
※1 大三元レンズ:最高性能を追求したレンズで、広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームの3本で開放絞り値は通しでF2.8。各メーカーに存在する。

ゴン ボディーは小さすぎると持ちにくくなりますが、レンズは小型軽量に限りますね。

藤田 一眼レフは内部にミラーがあるためフランジバック(※2)が長くなりレンズ設計に無理が生じています。実はミラーレスのほうが小型軽量で高性能なレンズを設計できるボディーなんです。
※2 フランジバック、レンズマウントからセンサーまでの距離。距離が短いほうがレンズ設計の自由度が高まる。一眼レフが40mm以上あるのに対してミラーレスは20mm前後が多い。

ゴン センサーサイズだけでレンズの大きさが決まると思いがちですが、そんな理由もあるんですね。

■進化の速度が速いのがミラーレスのアドバンテージ
ゴン EVF(電子ビューファインダー)についてはどうでしょう。

藤田 私は特に不満はありません。それより、画面上のどの位置でもAFが合わせられるメリットが大きいですね。特に『α7 lll』の「瞳AF」は一眼レフでは真似のできない機能で本当に驚きました! 完全に無音で超高速が使える電子シャッターも便利です。

ゴン ミラーレスはほぼ電子化されているので進化の速度が一眼レフより速い、というアドバンテージがありますよね。

藤田 各メーカーにプロサポートがあり、意見がどんどん反映されるのが実感できます。ファームウェアのアップデートで改善される機能もあり、反応が迅速です。

ゴン ソニーのフルサイズが売り上げ好調で、ニコンとキヤノンのフルサイズミラーレスの登場も秒読みですね。

藤田 カメラメーカーならミラーレス化の波は無視できません。今後、カメラの主役の座はミラーレスに移行していくと思います。

【HISTORY of CAMERA】納得する技術に至るまでのミラーレス一眼・ヒストリー
[2006年]
オリンパス『E-330』
フルタイムライブビュー対応一眼レフ

パナソニック『LUMIX G1』
ミラーレス1号機、EVFを内蔵、マイクロフォーサーズ(4/3型)に準拠

[2009年]
オリンパス『PEN E-P1』
ミラーレス1号機、レトロなデザイン、マイクロフォーサーズに準拠

[2010年]
ソニー『NEX-3』『NEX-5』
Eマウントを新開発、APS-Cサイズのミラーレス

[2011年]
ニコン『Nikon 1 V1』
像面位相差AFを採用した1型のミラーレス

ペンタックス『Q』
1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサー採用の小型軽量ミラーレス

[2012年]
キヤノン『EOS M』
EF-Mマウントを採用。APS-Cサイズのミラーレス

ペンタックス『K-01』
APS-CサイズでKマウントに対応したミラーレス

[2013年]
ソニー『α7』『α7R』
フルサイズセンサーを搭載した初のミラーレス

[2016年]
ハッセルブラッド『X1D-50c』
世界初の中判ミラーレス

シグマ『sd Quattro H』
同社独自のFoveonセンサー搭載の中判ミラーレス

[2017年]
富士フイルム『GFX 50S』
5000万画素を超えたコンパクトな中判ミラーレス

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:4/17(火) 12:31
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