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哀川翔 x ヒロミ「定年後に楽しい老後が待ってるなんて嘘っぱち」

4/21(土) 16:01配信

SmartFLASH

 唯一無二の個性で、“Vシネマの帝王” として芸能界を駆け抜けてきた哀川翔(56)。

 一方、先輩タレントにもタメ口というヤンチャなキャラクターで人気者となったが、一度芸能界から離れ、10年の歳月を経て再ブレイクしたヒロミ(53)。ともに多彩な趣味を持つ2人が、男の生き方や働き方、部下とのつき合い方まで激論を交わした!

ヒロミ(以下、ヒ) 俺と翔さんの最初の出会いはラリーですね。2013年に共通の車屋さんを通して、翔さんが「ラリーに出ない?」って声をかけてくれて。当時は、俺も芸能界に復帰するかしないかのころで暇でしたから(笑)。基本的にそういう趣味って、暇潰しみたいなとこあるでしょ。

哀川(以下、翔) いや、俺は暇潰しじゃないよ(苦笑)。だいたい、年をとったら趣味がないと暇で仕方ない。定年で仕事がなくなって、「明日から自由にしてください」って言われたら、8、9割の人は途方に暮れると思う。

ヒ 俺なんかいっぱい遊ぶもんがあるから、なんとなく時間潰せますからね(笑)。

翔 ヒロミは岩城(滉一)さんが遊びの師匠みたいなもんだからね。

ヒ 師匠というか、親分というかね。俺と岩城さんはバイクだったり、ダイビングだったり、遊ぶものが似てるんです。だから、いろんなことを一緒にやったけど、あの人は何をやるにもすべてガチなんですよ。

翔 岩城さん、200キロで走ってる車にバイクで追いついて、車の窓枠に片手をついて、「お前さ」ってしゃべりかけてくるからね(笑)。

ヒ 岩城さんはいつも、「やらねえのかできねえのか、どっちなんだ」って言うんですよ。「お前、やってもねえのに……。やってできねえんだったら許してやるけど」って。やらずに断わると怒るんです。

翔 すごいね、それも。

ヒ また、何やってもすごい上手で、本気で極めるから。バイクにしても最初は、「こんなオッサンに俺が負けないでしょ」って思ったけど、2秒で負けたもんね(苦笑)。

ーー哀川さんがかわいがってもらった先輩というと?

翔 亡くなっちゃったけど、思い出深いのは松方弘樹さんだね。俺がまだ20代のころ、『極道の妻たち』の撮影で京都に行ったら、時代劇の撮影で来ていた松方さんに会ってね。初対面で、「お前が哀川か。今日飲みに行くぞ」って、いきなり誘われたの。

ヒ 大変だったでしょ?

翔 大変っていうか、目の前にウイスキーボトルを置かれて、1本丸々飲まされたから。しかも、最初の一杯はストレートで一気だし。それで1本空けたんだけど、また次の日も呼ばれて飲まされて、もうベロッベロで撮影にならないんだよ。

 俺は手下のチンピラ役だったから、岩下志麻さんの後ろで黙って立っていればいいだけなのに、もう体が揺れちゃって(笑)。岩下さんに笑いながら言われたよ。「なんであなた揺れてるの? あなたが動くとみんなそっちを向いちゃうでしょ」って。

ーー今の芸能界はコンプライアンスも厳しくなっていますが、昔と比べて変わったと感じる部分はありますか?

翔 今の現場は、みんなが優しいよね。

ヒ 優しい。インフルエンザがうつると困るからって休ませるでしょ。昔もインフルエンザはあったと思うけど、俺らの若いころは、そんなんで休んだ日には……って感じだったもん。具合悪かったら、「とりあえず入院しろ」って言われたし、入院しない限り仕事を休めなかった。

翔 自慢じゃないけど休んだことないからね。熱が出ても絶対来いだもん。俺、かつがれて現場に行って、寝ながらメイクされたことあるよ。

ヒ 昔はとりあえず現場に行って、現場で倒れろって言われたからね(笑)。

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最終更新:4/21(土) 16:01
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