ここから本文です

なでしこFW岩渕、大会MVP受賞 “マナドーナ”を海外絶賛「アジアで最も脅威」

4/21(土) 9:24配信

Football ZONE web

アジア杯全5試合にフル出場を果たした岩渕、中国戦のスーパーゴールで衝撃

 なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間20日、2019年女子ワールドカップ予選を兼ねたAFC女子アジアカップ決勝でオーストラリアと対戦し、1-0の勝利で見事に大会連覇を飾った。大会最優秀選手(MVP)には全5試合にフル出場したFW岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)が選出され、海外メディアは「アジアで最も脅威のFW」と絶賛している。

【動画】「さすが」「マナドーナ」と反響! なでしこ25歳エースFW岩渕真奈…4人包囲網突破&高速フェイント弾

 グループリーグ最終戦で1-1と引き分けた日本とオーストラリアが、決勝の舞台で再び相まみえた。相手に押し込まれる場面も多かった日本だが、GK山下杏也加(日テレ・ベレーザ)を中心に耐え凌ぐ。そして0-0で迎えた後半39分、左サイドを打開したMF長谷川唯(日テレ・ベレーザ)のパスから、途中出場のFW横山久美(フランクフルト)が鮮やかな一撃を叩き込む。これが決勝弾となり、1-0と勝利した日本が大会連覇を果たした。

 グループリーグではベトナム戦(4-0)、韓国戦(0-0)、オーストラリア戦(1-1)と戦い、1勝2分でグループ2位通過。これによりW杯出場権を獲得すると、準決勝で中国に3-1と勝利し、そのままアジアの頂点に上り詰めた。

 この全5試合にフル出場したのがFW岩渕だ。ベトナム戦と中国戦でそれぞれ1ゴールをマークし、攻撃陣を牽引。とりわけ中国戦では4人の包囲網を突破し、高速フェイントから豪快な一撃を叩き込んで衝撃を与えた。切れ味鋭いドリブルや華麗なテクニックから、元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナに引っかけて「マナ(真奈)ドーナ」とも呼ばれているが、要所で異名どおりの存在感を放って大会MVPを受賞している。

代表40試合目で初のフル出場…今大会で飛躍を遂げた「新エース」

 衛星放送「FOXスポーツ」の公式ツイッターも岩渕に言及。「FWのマナ・イワブチがMVP! アジアで最も脅威のFW!」と記し、日本をW杯に導いたエースとして絶賛している。

 2008年のU-17女子ワールドカップで、岩渕は3試合2得点の活躍を披露。チームは準々決勝で敗退するも、大会MVPにあたるゴールデンボールを受賞して世界から注目を集める存在となった。だがA代表では熾烈な競争に加え、怪我にもたびたび泣かされてきた。

 だが、2017年11月24日の国際親善試合ヨルダン戦で岩渕は1年半ぶりに代表でゴールを決めると、代表8年目・通算40試合目にして初のフル出場。以降、高倉麻子監督の信頼を勝ち取った25歳のアタッカーは今大会で全試合に出場し、ついに“日本のエース”として海外からも認められる存在へと飛躍を遂げた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:4/21(土) 10:05
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新