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地獄の日々を送る「柳瀬唯夫・元首相秘書官」 全ての鍵を握るのは今治市

4/21(土) 7:01配信

デイリー新潮

原点は朝日新聞のスクープ

 エリート官僚の心中は、どのようなものなのだろうか。日米首脳会談を終え、安倍首相は20日に帰国した。つまり同行していた「あの人」も日本に戻ってきたことになる。「首相案件」や「記憶の限り」といった発言で一気に注目を集めた、元首相秘書官で現在は経済産業審議官の柳瀬唯夫氏(56)だ。

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 原点は朝日新聞が4月10日に報じた「面会記録に『首相案件』 加計巡り首相秘書官 愛媛県文書に記載」の1面トップ、スクープ記事だ。

《学校法人「加計(かけ)学園」が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画について、2015年4月、愛媛県や今治市の職員、学園幹部が柳瀬唯夫首相秘書官(当時)らと面会した際に愛媛県が作成したとされる記録文書が存在することがわかった。柳瀬氏が面会で「本件は、首相案件」と述べたと記されている。政府関係者に渡っていた文書を朝日新聞が確認した。

 文書は「獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長・柳瀬首相秘書官との面談結果について」との題名で、15年4月13日の日付が記されている。(中略)

 現在、経済産業審議官を務める柳瀬氏は昨年7月25日の参院予算委員会で、この面会について「私の記憶する限りはお会いしていない」と複数回、答弁している》

 この報道を受け、愛媛県の中村時広知事(58)は「県職員が報告のための備忘録として作成した」と発表。さらに、13日にNHKや毎日新聞などが、農林水産省でもほぼ同じ文書が見つかったことを報じた。

OBが証言する柳瀬氏の“実像”

 朝日新聞の報道が正確だというイメージは強まっていくが、それでも柳瀬氏は10日に文書で反論コメントを発表した。

「国会でも答弁していますとおり、当時私は、総理秘書官として、日々多くの方々にお会いしていましたが、自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」

 しかしながら「記憶の限り」という文言が逆に話題となってしまったのは、ご存知の通りだ。

 報道が事実なら、安倍首相の「加計学園理事長の加計孝太郎氏からは『獣医学部を作りたい』という話は一切聞いたことがない」といった発言の信憑性は揺らぐ。世論の関心も高い。このような状況から、与野党間で様々な駆け引きが行われている。

 テレビでは、柳瀬氏が国会で見せたキレ気味の表情が繰り返し流されたこともあった。だが、実像は正反対の性格だという。経済産業省のキャリア官僚OBは「あの実直な柳瀬くんに、あんな注目が集まるとは本当に驚きました」と打ち明ける。

「経産省と言えば、“影の総理”との異名も持つ今井尚哉・首相秘書官(59)が、よくも悪くも大変に目立っています。マスコミも様々な報道を行ってきました。安倍内閣のキーマンであることは間違いありません。それでも今井くんがテレビのワイドショーで取り上げられることは稀です。一方で、少なくとも“お茶の間”では無名だったはずの柳瀬くんが、今回の騒動で国民的関心事の対象になってしまいました。本当に人生というものは不思議だと思います」

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最終更新:4/21(土) 13:03
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