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「いきなり変えれば壊れる」 オリヴェイラ新監督、“3バック継続宣言”の真意は?

4/22(日) 17:50配信

Football ZONE web

15連戦の最中で「理想的なタイミング」ではなく、システムの大幅変更は回避の意向

 J1浦和レッズは22日、オズワルド・オリヴェイラ氏の監督就任記者会見を行った。新指揮官は、「まずは3バックを継続したい」と戦術的なビジョンについて語った。

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 オリヴェイラ新監督はシーズン途中、それも15連戦の最中での就任について「理想的なタイミングではない」と言及。システム構成も大きくは変更しないことを明かした。

「2007年の鹿島アントラーズ時代から4バックを使ってきた。それが好みであることは隠さないが、好みではなく、どの形が良いかの感覚を大事にしたい。いきなりその形に持っていこうとすれば、選手は理解ができない。まずは3バックを継続したい。いきなり変えれば、壊れる。まずは継続性を持たせたい。細かい指示は出すが、大枠は変えない。必要と判断すれば、その時に変わるかもしれない」

 オリヴェイラ監督は、20日間指揮を執った大槻毅暫定監督のチームでリーグ戦3勝1分の成績を残した3バックシステムを継続する意向。その上で、今季はワールドカップによる中断期間があるため、その間に本格的な戦術の落とし込みを行うと示唆している。

「しっかり守った上で、攻撃はアグレッシブにやりたい」

「この状況で賢いやり方は、(リーグ)中断までに継続性を持たせること。その時までには、選手たちのことをよく知ることもできるし、合宿でメッセージを伝えることもできる。すでに監督が代わったということだけで、選手たちには大きな変化になっている」

 オリヴェイラ監督は、自身のチーム作りのコンセプトを「選手の特長を最大限に生かすこと。サッカーはチームスポーツであり、役割を果たしながら目的に向かう。攻守ともに競争力が必要だ。しっかりと守った上で、攻撃はアグレッシブにやりたい」と話している。

 本当の意味での新生レッズは、6月の中断期間に指揮官の“イズム”が注入された後になるのかもしれない。まずは、大槻暫定監督が立て直したチームを細部に修正しつつ、戦力の見極めと同時に結果を求めていくことになる。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:4/22(日) 18:03
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