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井上尚弥は「次なるブギーマン」 米メディアが“最強の男”GGGに重ねた怪物の肖像

4/25(水) 21:01配信

THE ANSWER

米専門メディアが特集「イノウエはボクシング界の次なるブギーマン」

 プロボクシングの前WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)は5月25日にWBA世界バンタム級タイトルマッチ(大田区総合体育館)で同級王者ジェイミー・マクドネル(英国)に挑戦する。米メディアでは強打を誇る「The Monster」が猛者揃いのボクシング界の唯一無二ぶりから「究極的にユニークなポジションにいる」と注目。ボクシング界“最強の男”GGGに重ねて、その強さを称賛している。

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 3階級制覇を目指す「The Monster」は、規格外の強さから海外から絶大な評価を受けている。「ナオヤ・イノウエ、ボクシング界の次なるブギーマン(怪物)」と特集したのは、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」だった。

「自分自身が究極的にユニークなポジションにいることに彼は気づく。日本のファイターとしてだけではなく、リング・マガジンのパウンド・フォー・パウンド(PFP)で7位にランクしている。そして、さらに高みに上り詰める伸びしろが存在する。ブランドの知名度は日本と国外で上昇している」

 記事ではこう報じている。井上は海外ではロサンゼルスで1試合を戦った以外、日本で防衛戦を重ねているが、国内のみならず、高い評価を手にしている状況を「究極的にユニーク」と分析。そして、15戦全勝13KOという強すぎる“モンスターの悲哀”も独自性を際立たせているという。

「不運なことにこの数字と高まる名声で、ボクサーとプロモーターはクオリティの高い対戦相手を見つけることに苦労している。王者であっても、だ。これが有望なスターの爆発を遅らせ、ブギーマンの伝承が頻繁に話題になる程度にとどめているのだ。この同じ苦しみは大いなるファン人気を誇るゲンナジー・ゴロフキンも味わったものだ」

「未だ見た事がないレベルに向け、日本BOX界を解き放とうしている」

 PFPで1位に君臨する3団体世界ミドル級王者のゴロフキンも強すぎるゆえに、対戦相手が見つからない過去があったと言及。ボクシング界最強の男GGGのかつての姿に井上が重なるという。

 スーパーフライ級では統一戦を望んだが、実現しなかった。井上がミット打ちであまりに強烈なパンチから父親の手首を折った逸話から「こういう記事が伝説を増幅させる。そして、WBAスーパーフライ級王者のカリド・ヤファイとIBF王者のジェルウィン・アンカハスは最終的に彼と戦わないことを決意したのだ」と指摘している。

 強すぎる王者の宿命を味わってきた井上だが、マクドネル戦の先には世界大注目の檜舞台が待っている。賞金総額50億円ともいわれるボクシング界の一大イベント「ワールドボクシングスーパーシリーズ(WBSS)」参戦の可能性が浮上。ゾラニ・テテ(南アフリカ)、ライアン・バーネット(英国)らバンタム級の王者がトーナメント形式の大会出場が取り沙汰されている。

 待ちに待った統一戦のチャンスに対し、「全ての選択肢がイノウエへの注目を確約している。彼の陣営は未だ見たことがないレベルに向け、日本ボクシングを解き放とうとしているのだ」と井上の持つ可能性を評価している。

 バンタム級で一戦も交えぬ前から最強の男と恐れられるモンスター。3階級統一の先には、どんな風景が広がっているのだろうか。

THE ANSWER編集部

最終更新:4/25(水) 21:01
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