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163キロの速球でも狙い打たれる!?大谷翔平、貴重な世界一打線“初体験”。

4/25(水) 18:21配信

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 二刀流でメジャーに挑戦しているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が現地時間4月24日(日本時間25日)、敵地のミニッツメイド・パークで行われたヒューストン・アストロズ戦に今季4度目の先発登板を果たした。

【動画】大谷翔平の163kmとは、こういうスピードである。

 この日は5回に2ランを浴びて1点差とされたが、6回1死まで打者24人に6安打7奪三振、5四球という内容。

 リリーフ投手が打たれて3勝目は逃したが、強打を誇る昨年のワールドチャンピオン・アストロズ打線を相手に見応え十分のピッチングだった。

あのレッドソックス戦から1週間後。

 前回登板の4月17日のボストン・レッドソックス戦。

 右手中指にできていたマメの状態が悪化して、わずか2回でマウンドを降りなければならなかった。

 それから1週間後のこの日は、心配されたマメの影響もほとんど感じさせない投球内容だった。

 「良かったと思います。入りも良かったですし、状態的にも前回より全然、いい状態で入れたと思います」

 相手は強力打線を前面に押し出して、昨年はワールドチャンピオンまで上り詰めたアストロズ。「素晴らしいまっすぐとキレのあるスプリットを駆使する投手」――各打者に配られたスカウティング・リポートには大谷の特長が、おそらくこう記されていたはずだ。

 しかし、この日の立ち上がりはちょっと違う背番号17がマウンドにいた。

日本ハム時代の大きな柱だったスライダー。

 先頭打者は昨年のワールドシリーズMVP、ジョージ・スプリンガー。その初球は154キロのストレートが高めに抜けて、続く2球目の外角低め、156キロを打たれて一、二塁間を破られた。

 しかし2番のホセ・アルトゥーベの初球にスライダーが決まると、4球目もまたまたスライダーで中飛に打ちとり最初のアウトをとる。

 日本ハム時代には大谷のピッチングの大きな柱だったスライダー。

 しかしボールが変わり、マウンドが変わった影響からか、過去3度のマウンドではどうにも制御が効かずに“封印”してきた球種だった。

 「それでもスプリットとスライダーは投げていかなければならない球種」

 こう語っていたように、この日の立ち上がりは、アルトゥーベの打席に続いて3番のカルロス・コレア内野手にも初球、2球目とスライダーを連投。フルカウントからの6球目には135キロのスライダーで見逃し三振を奪った。

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最終更新:4/25(水) 23:51
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