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「憧れの名車」は今も輝いているか!? NSX、スープラ、GT-R連続試乗

4/26(木) 6:31配信

ベストカーWeb

 若い頃に憧れた車というのは、いくつになっても心の大事なところを占めている。「あの車はすごかった」、「めちゃくちゃ早かった」、「超かっこよかった」と、心に焼き付いたイメージは鮮烈で、初恋の人のように時々思い出しては「乗ってみたいなぁ……」と思うものだ。

 しかしじゃあ「あの頃に憧れた車」にいま実際に乗ってみたら、本当にいいのか? 「思い出補正」がかかっているんじゃないか? あるいは噂で聞いてたほどではないんじゃないか?

 だったら乗ってみましょう。いまから15年以上前に生産終了となった3台の「名車」を試乗してみます!
文:大音安弘

■憧れた頃には手が届かず、買える頃にはタマ数も減り

 国産名車といえば、まずバルブ期に誕生したモデルたちを連想する人が多いだろう。特にスポーツカーにおいては、ベースモデルを持つスカイラインGT-Rを除き、90年代に送りだれたモデルの多くが2002年まで継続販売されていた。

これはバブル崩壊後、景気の悪化や消費者の価値観の変化から、国産スポーツカー市場が縮小してしまった要因も大きい。

 当時のラインアップを見ると、グラマラスながらスポーツカーらしいスタイリングに始まり、国産最強を示す280psを発揮する高性能エンジン、各社の個性を示すハイテク技術や機能の数々など、乗らずともカタログや雑誌を見ているだけでも十分にワクワクさせてくれた。

 当時はまだ高嶺の花で、「いつか乗ってみたい」と思っていても届かず、働いて働いてやっと生活に余裕が出てきた頃にはすでに国産スポーツカーの中古価格が高値で推移した上、そのすべてが生産を完了しており、憧れた国産スポーツカーを手にするどころか、ステアリングを握る機会さえなかった。

 あれから10年以上の歳月を経て、なんと「A80スープラ」、「R34スカイラインGT-R」、「ホンダNSX」の3台に同時に試乗する機会を得たのは、まさにタイムスリップしたかのような気持ちであった。

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最終更新:4/26(木) 14:03
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